読み込み中...農鳥岳(のうとりだけ)は赤石山脈(南アルプス)の山である。
山頂は東西に分かれ、南東側の農鳥岳は標高3,026m、北西側の西農鳥岳が3,051mである。名称の上からは農鳥岳が本峰扱いされ、三角点も農鳥岳にしかないが、標高は西農鳥岳の方が高い。北岳・間ノ岳とともに白峰三山の一つに数えられる。名前の由来は、春に山頂東面に白鳥の形の残雪(雪形)が現れるためだとされる。しかし、似たような形の残雪は間ノ岳にも現れるため、明治時代までは現在の間ノ岳が農鳥岳と呼ばれる場合もあるなど、呼び一定していなかったようである。
一般登山道は間ノ岳方面から大門沢下降点に向かう縦走路があるのみである。大門沢下降点からは、広河内岳への白峰南嶺稜線上を南下する縦走路と、大門沢を経て奈良田に下る登山道に分岐する。大半の登山者は北岳から縦走して大門沢を経て奈良田に下山する。この下山路は、甲斐駒ヶ岳の黒戸尾根と並ぶ日本有数の長大で急勾配の続く登山道だが、黒戸尾根の場合と違いほとんどの登山者は下りに使い、登りに利用する人は少ない。また、白峰南嶺方面へ向かう登山者も少ない。
山小屋は、西農鳥岳の北側に農鳥小屋が、また距離は相当離れるが、奈良田への下山途中に大門沢小屋がある。
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