読み込み中...名詞(めいし)とは、人や場所や物事や出来事などの名称を表す語である。品詞の一種。
日本語の名詞は自立語に属し、活用がない品詞のことをいう。単独で文節としての意味が通じる。また、主語になる名詞のことを体言と呼ぶ。
日本語の名詞は、以下のように分類される。
次のようにしてできた名詞もある。
他の前後の言葉に対して名詞と同じ働きをする句。
例えば、「父が母にしたことは偉大だ。」では、「父が母にしたこと」が名詞的な働きを持つ。
述語が名詞と同じ働きをしているもの。
例えば、「息子が大学に合格するのを心待ちにしている。」という文章では、「息子が大学に合格するの」が名詞節にあたる。
動詞や形容詞を活用の連用形に変換させたり、接尾辞をつけて、名詞として扱う用法。
例: 「行う」 → 「行い」、「広い」 → 「広さ」など。
英語における名詞は、名詞の表すものの性質による分類或いは数の概念による分類を行うことができ、前者では5種、後者では2種に分類することができる。
名詞の表すものの性質による分類性質的に唯一無二である対象を指す名詞。人名、社名、地名等がこれに当たる。
e.g. Japan, Columbus, Europe, etc.一般的な対象を指す名詞。日本語とは異なり抽象名詞はこれに含まれない。
e.g. dog, book, apple, etc.普通名詞には総称的表現として代表名詞的に使われることができる。代表名詞として普通名詞を使用する場合は下記3種の表現方法が認められる。
e.g. 鳥は飛ぶことができる。
#Birds can fly. #A bird can fly. #The bird can fly.第三例は"the"の持つ文法的性質により抽象性を得るためやや文語的である。
集合体を対象とする名詞。日本語の場合は英語における集合名詞は全て普通名詞に含有される。
e.g. committee, family, government, etc.集合名詞は集合体を1単位としてみなす場合は普通名詞と考えることもできるが、集合体の構成単位に主眼を置く場合、数としては複数的性質を持ちうる。
e.g. #I have a large family.(私の家は大家族だ) #My family are all doctors.(私の家族は皆医者だ)最小構成単位の確立が不可能な対象を表す際に用いる名詞。
e.g. glass, steel, coffee, etc.物質名詞は、その物質名詞からなる製品、種類などを表す際普通名詞として扱われる。これを物質名詞の普通名詞化と呼ぶ。
e.g. #Glass is usually regarded as a solid.(ガラスは通常固体であるとみなされる) #I poured water into a glass.(私はグラスに水を入れた)第一例は物質名詞、第二例は普通名詞として扱っている。
抽象概念を表す際に用いる名詞。
e.g. beauty, failure, democracy, etc.抽象名詞が具体的な内容を想起させる場合、物質名詞と同様に普通名詞として扱われる。これを抽象名詞の普通名詞化と呼ぶ。
e.g. #The only thing he needs is kindness towards others.(彼に唯一欠けているのは他人に対する思いやりだ) #Thank you for the many kindnesses during my school days.(在学中は色々とお世話になりました)第二例では具体的に相手が在学中してくれた親切の事象を受けて普通名詞化している。
数の概念による分類前述5種は普通名詞、集合名詞が可算名詞、物質名詞、抽象名詞、固有名詞が不可算名詞として分類される。
英語における数の概念に関する仔細については下記の日本語以外の言語における名詞の特徴の項を参照せよ。
英語の名詞における性(Gender)は男性(Masculine)、女性(Feminine)、中性(Neuter)の3種に分類されるが、ラテン系言語に比べると文法的な相違は余り生じない。
また、中性において性(Sex)を明示する必要がない場合は通性(Common Gender)として扱う。
現代英語において通常文法的に性(Gender)による区別は消失し、主に性(Sex)を基準にする。
英語における名詞の性に関する仔細については下記の日本語以外の言語における名詞の特徴の項を参照せよ。
英語における名詞の格は主格(Nominative Case)、属格(Genitive Case)乃至は所有格(Possessive Case)、目的格(Objective Case)に分類される。
属格乃至は所有格は主格関係、目的格関係、或いは単純な所有関係を表す。
日本語以外の言語に見られる名詞の特徴をいくつか示す。
名詞の示すものの個数を示すとき、日本語や中国語などでは助数詞を用いる。一方、多くの言語で名詞を直接数えることができる。この名詞の示す数を数(すう)と呼び、少なくとも単数と複数がある。ただしそれらの言語でも全ての名詞を数えられるわけではなく、抽象名詞などは数えられない。数えられる名詞を可算名詞、そうでないものを不可算名詞と呼ぶ。一般に後者は単数形しかない。意味により可算と不可算に分かれることもある。例えば英語の は、紙の意味なら不可算で などというが、新聞、論文の意味なら可算で、 などという。
数を持つ言語の多くは、文法上の性も持つ。全ての名詞が特定のグループ(男性と女性など)に分けられ、名詞を修飾する形容詞や限定詞が名詞の性に応じて変化することが多い。例えばフランス語では、 は太陽を意味する男性名詞、 は月を意味する女性名詞であり、冠詞が付くとそれぞれ と になる。英語は、数を持つ言語としては珍しく名詞の性を持たず、わずかに三人称代名詞 が区別されるだけである。
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