読み込み中...油圧システムはエネルギーの伝達方式として多用されており、身近なところでは自動車や航空機、建設機械や水門等に使用されている。特に油圧は他の伝達方式である電気や機械(ギア)に比べてコンパクトで重量物を動かしたり、作動させることができる。油圧は長所と短所があるため、電気や機械と複合させて使用することが多い。国際単位系により、単位はパスカル(Pa)。以前は重量キログラム毎平方メートル(kgf/m2)を元にした単位であるkgf/cm2が使用されていた。しかし、国際単位系には各国、各機関とも統一が進んでおらず、psi や bar を使用する事もある。
油圧機器を作動させるためには、油圧ポンプにより作動油を吐出し、圧力制御弁を介して圧力を上昇させることにより油圧モーターや油圧シリンダーに圧力がかかり、油圧モーターを回転または油圧シリンダーを作動させる。回転の方向(正転または逆転)やシリンダーの上下は方向制御弁で制御する。また、流量制御弁で流量を制御する事ができる。
油圧は、大きく分類して石油(鉱油)系作動油と難燃性作動油を使用する。
使用時の気温、状態、場所に合う作動油を使用し、劣化や異物混入したり水分により白濁した場合は交換したり、期間や使用時間で交換する。
最近では植物油を使用し環境対応型の油圧作動油も登場した。自動車のブレーキシステムの作動油はブレーキフルードといい、エチレングリコールを主剤としたエタノール系である(そのため、水分の混入がある)。
油圧の図記号はJIS B 0125-1 油圧・空気圧システム及び機器 図記号及び回路図 第1部:図記号に記載されている。