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和歌山市

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より

和歌山市(わかやまし)は、近畿地方のやや南部に位置する都市で、和歌山県県庁所在地である。江戸時代には御三家紀州徳川家が治める紀州藩城下町として栄えた。

面積は和歌山県の面積の約4%に過ぎないが、県人口の約40%が集中するプライメイトシティである。近畿地方の府県庁所在地としては、大阪市神戸市に次いで人口密度が高い。

地理

紀の川の河口に位置する。市街地はほぼ南岸。

和歌山市の中心市街地には、城下町としての名残を留めた小さな町が点在するが、特徴的なのは町名に「○○」と「○○」とが混在していることである。は「ちょう」と読んでかつての武家町を、は「まち」と読み同じく町人町を表すという(一部「町」でも「ちょう」と読む例あり)。他に「丁」と「町」が混在する旧城下町には、仙台市がある(→仙台市都心部#町割り参照)。

隣接する自治体

人口

歴史

Wikipedia画像へのリンク(徳川吉宗騎乗像
和歌山城南西))

行政

※ 行政組織については「和歌山市役所」も参照。

歴代市長

和歌山市官選市長
氏名 在職期間 出身地 学職歴  備考
1 1 長屋喜弥太
ながや きやた
1889年4月1日
- 1897年
紀州藩 和歌山区長
2 2 加藤杲
かとう あきら
1897年
- 1915年
3 3 遠藤慎司
えんどう しんじ
1915年
- 1923年
4 4 紀俊秀
きい としひで
1923年
- 1931年
貴族院議員 旧紀国造家(旧男爵)出身
5 5 渡辺行太郎
わたなべ いくたろう
1931年
- 1935年
6 6 有川定一
ありかわ ていいち
1935年
- 1936年
7 7 田口易之
たぐち やすゆき
1936年
- 1946年
8 8 鈴木康市四郎
すずき こうしろう
1946年
- 1947年
和歌山市公選市長
氏名 在職期間 出身地 学職歴  備考
9 9 高垣善一
たかがき ぜんいち
1947年
- 1966年5月31日
5 和歌山県 関西大学経商学部
和歌山市議会議長
任期途中で急逝
14 10 宇治田省三
うじた しょうぞう
1966年
- 1986年
5 和歌山県 立命館大学
和歌山県議会議員
19 11 旅田卓宗
たびた たくそう
1986年
- 1995年12月
3 和歌山県 和歌山工業高等学校
和歌山市議会議員
知事転向(落選)で辞任
22 12 尾崎吉弘
おざき よしひろ
1995年12月
- 1998年
1 収賄事件で逮捕・辞任
23 11 旅田卓宗
たびた たくそう
1999年1月
- 2002年8月
1 和歌山県 和歌山工業高等学校
和歌山市議会議員
特別背任容疑で逮捕・辞任
収監中に市議当選で復帰
24 13 大橋建一
おおはし けんいち
2002年8月
- 現職
2 和歌山県 東京大学文学部
毎日新聞記者
秘書課長が公職選挙法違反で逮捕

議会

和歌山市議会

会派構成

(2007年9月1日現在)
会派名 議員数
新和クラブ 16
公明党市議団 8
日本共産党市議団 5
民主クラブ 5
新風クラブ 4
光クラブ 1
無所属 1

経済

Wikipedia画像へのリンク(ぶらくり丁商店街
(雑賀橋付近、2006年撮影))

中心部の衰退が著しく、人口も減少傾向にある。近畿地方においては、大阪市から最も距離の離れた県庁所在地であり(大阪市より70km南)、大阪方面への通勤も少ない。また、市長が交替すると政策が二転三転し、なかなか統一した将来計画を打ち出せないことも衰退に影響しているとされる。

中心部に位置し、かつて栄華を誇ったぶらくり丁商店街では地元老舗百貨店丸正自己破産となり、大丸ビブレなど集客力の高い店舗が次々閉店。さらに郊外型の大型ショッピングセンター(主にオークワ系)が現れたことにより、人の流れが遠のき、いわゆる「シャッター通り」となっている。2005年10月、大手量販店ドンキホーテがぶらくり丁に進出するなど、市は構造改革特別区域法を利用して規制を緩和、人の流れの回帰に努めている。

観光は和歌山城和歌浦が中心である。徳川吉宗大河ドラマなどで取り上げられると観光客が増えるが、ブームがしぼむと元に戻ってしまうという傾向を繰り返してきた。

主な工場

本社を置く主な企業

製造業
運輸・情報通信業
商業
金融・保険業

メディア

姉妹都市・提携都市

海外

学校

大学・短期大学

高等学校

中学校

小学校

その他

交通

鉄道

市内のターミナル駅としてはJR西日本和歌山駅南海電鉄和歌山市駅がある。しかし行政機関や金融機関が多く集まる和歌山城周辺へは、いずれの駅からも近いとは言いがたい距離がある。かつては南海和歌山軌道線路面電車)が和歌山駅(1968年までは東和歌山駅)・和歌山市駅から和歌山城付近を通り、国道42号を南下して和歌浦・海南駅まで伸びていたが、1971年(昭和46年)に廃止された。

和歌山駅発着
和歌山市駅発着

2006年4月1日に、南海電鉄貴志川線を引き継いだもの。

路線バス

道路

高速道路

国道

県道

主要地方道
一般県道

航路

観光

観光地

寺院

神社

文化施設

Wikipedia画像へのリンク(和歌山県立近代美術館)

娯楽

娯楽(スポーツ施設)

祭礼

出身著名人

政治家

実業家

法律家

スポーツ選手

芸能人

ミュージシャン

放送

学者

作家

歴史上の人物

和歌山市を舞台をする作品

  • 鉄道唱歌第五集 関西・参宮・南海篇』(1900年11月)
  • * 49.親のめぐみの粉河より 又乗る汽車は紀和の線 船戸田井の瀬うちすぎて 和歌山みえし嬉しさよ
  • * 50.紀の川口の和歌山は 南海一の都会にて 宮は日前国懸(ひのくまくにかかす) 旅の心の名草山
  • * 51.紀三井寺より見わたせば 和歌の浦波しずかにて こぎゆく海士(あま)の釣船は うかぶ木の葉か笹の葉か
  • * 52.芦辺のあしの夕風に 散り来る露の玉津島 苫が島には灯台の 光ぞ夜は美しき
  • * 53.蜜柑のいずる有田村 鐘の名ひびく道成寺 紀州名所は多けれど 道の遠きを如何(いか)にせん
  • * 54.みかえる跡に立ちのこる の天主の白壁は 茂れる松の木の間(このま)より いつまで吾を送るらん
  • * 55.北口いでて走りゆく 南海線の道すがら 窓に親しむ朝風の 深日はここよ夢のまに
大和田建樹は、「鉄道唱歌」において歴史・地理的に重要な位置に多く歌詞を割り当てる傾向があり、第五集では伊勢吉野山高野山、そしてこの和歌山が該当する(奈良は、鉄道唱歌の付録である「奈良めぐり」において歌いこんだ)。なお、この当時は現在の和歌山駅和歌山市駅は開業しておらず、南海本線の和歌山終点は紀ノ川の北部に設けられた和歌山北口駅(現在の紀ノ川駅)、紀和鉄道(和歌山線の前身)のターミナル駅は(旧)和歌山駅1968年紀和駅へ改称)であった。

関連項目

外部リンク

和歌山市の関連ワード
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