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和製英語

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より

和製英語(わせいえいご)とは、英語の単語を組み合わせることにより造られた、英語風に聞こえるが本来の英語にはない表現のこと。日本ではジャパニーズイングリッシュとも呼ばれる。ちなみにジャパニーズイングリッシュという言葉も和製英語である。また欧米には存在せず、日本独自のモノを英語風に名づけて普及した言葉も含まれる。

外来語を起源に持つ日本語の語彙の一部と解されることも多い。

概要

和製英語は、本来の意味としては、英語風のものだけを指す。他の欧米系の言語風のものも含めて表す和製外来語という言葉もあるが、これを使うよりも、欧米系を中心とした外来語風の単語もまとめて和製英語と呼ぶ方が一般的である。

英単語を原義とは異なる意味で使用しているもの(誤用)や、動詞であるものを名詞の如く扱って単語を組み合わせて誤用しているもの、さらには、日本語的に略して発音しているものや、もともとの英単語を日本独自の発音で言い習わしているものも含めて、広義の和製英語に含めることがある。

和製英語は、日本語の母語話者の間で流通するだけであれば誤解を引き起こす恐れは少ないものの、本来の英語表現であると誤認して英語として使用し誤解の原因になったり、日本語を学ぶ英語圏の人が違和感を覚えたりすることがある。これは、英語以外の言語フランス語ドイツ語オランダ語など)に由来するのに、英語由来だと勘違いされる外来語でも同様である。

英語は世界の多くの地域で使われる言葉なので、用語用法の不統一は、日本語の方言とは比較にならないほど多様である。和製英語の一部は、日本での英語の用法として理解されている場合もある。英語教師などは和製英語の範囲を広くとらえ、英語コンプレックスをかきたてる傾向にある。かつてイギリス英語から導入された語が、現在の英語教育の主流であるアメリカ語としては通用しないために「和製英語」とされることも良くある。アメリカの地方出身の、しかるべき教育を受けていない英会話指導者の見解は、正しくない場合もある。

また、カタカナ表記は何をもって原音とするかの問題はさておき「すべて原語の発音とは異なる」と認識したほうが間違いが少ないが、日本語の言語体系を知っている人にとっては、「日本訛り」と認識される。

また、略語の作り方は、英語流と日本語流とでは大きく異なる。

多国語を話す人(母国語のみもしくは他国語を話す人以外)では、文法、単語の混乱は珍しくないので、上記の誤解は少ない。また、逆に英語で意思疎通をする際に、相手の母国語の言語体系を知っていると、理解が容易である。

以下では、広義のものも含めた和製英語の例を分類して一覧する。頭書の定義にあてはまらないが、同様の問題を起こしうる語については英語風日本語を参照。

和製英語の例

( ) 内は対応する英語。

造語

日本での造語ではなく英語にある語を別の意味で使うものについては#誤用を参照。
  • アイスキャンデー (ice pop, Popsicleなど) ※ "ice cream"と"candy"より。イギリスの"ice lolly"などの言葉もあり。
  • アイデアマン
  • アダルトサイト (porn site)
  • アダルトビデオ (porn video, porn movieなど) "adult video"と表記することもある。
  • AV俳優AV女優AV男優
  • アドバルーン (advertising balloon) ※アド (ad) は広告("advertising"、"advertisement")の意味で普通に使われるが、"ad balloon"とは言わない。
  • アフターサービス (customer service, user support, after care, service)
  • アフレコ 、アフター・レコーディング (dubbing) ※映画の製作などで映像に後から音声を追加するという意味合いの言葉。
  • アールブイまたは RV (米の truck, van, SUV に相当) ※日本の業界関係者 (産業界およびメディア) が、主にアウトドア志向レジャー向け車輌をプロモーションするための日本独自定義用語として、米国でキャンピングカーを表す「RV」の表現を当てはめて、意図的に使用したもの。意味はレクリエーショナル・ビークル (レジャー向けの車) であると解説される。
  • アルミホイル (aluminium foil)
  • インディー・ジョーンズ (Indiana Jones)
  • プラスアルファ (additional value) ※速く書いた+X を +α と読み間違えたもの
  • フリーゲージトレインGauge Change Train, Gauge Changeable Train
  • フリーサイズ (one-size-fits-all)
  • フリーダイヤル (toll-free)
  • フリートーク (free conversation)
  • プレイガイド (ticket agency)
  • フロント (front desk, reception) ※また front にフロントという発音はない。強いてカタカナ書きすれば「フラント」である。
  • 自動車のフロントガラス (米 windshield, 英 windscreen)
  • ペアルック (same outfit, matching outfits, his 'n' hers)
  • ペーパードライバー (driver on paper only, ≒ Sunday driver) ※ペーパードライバー、"driver on paper only"が「免許だけ持っていて車はまったく運転しない」のに対し、"Sunday driver"は「(日曜日など)たまにしか車を運転しないため運転がへたくそ」という意味合いがある。
  • ベッドタウン (bedroom suburbs, bedroom community, dormitory suburb, commuter town)
  • ヘルスメーター (bathroom scale, scale)
  • ボイスレコーダー (Dictaphone)
  • リーゼント 、リーゼント・スタイル (pompadour) ※イギリスの"Regent Street"(リージェント通り)より。英語は「ポンパドア」など。
  • レガース (shin guard)
  • ロケーションハンティング、ロケハン (location scout)
  • ロスタイム (added time, additional time)
  • ロマンスグレー (distinguished grey, silver-gray hair)
  • ロマンスシート(love seat)
  • ワイシャツ (white shirt)
  • ワンパターン (manneristic, routine)
  • SFX 英語ではSpecial Effects。略してSpFXまたはS.P.F.Xと表記する。

誤った語尾変化

  • ナイター (night game, night baseball) ※近年はナイトゲームも使われる。
  • ハートフル (heartwarming) ※heartfulという形容詞は英語には無い。
  • ファンタジック (fantastic) ※「ファンタスティック」。「ロマンス(romance)」→「ロマンチック/ロマンティック(romantic)」などからの誤った類推で「ファンタジー(fantasy)」→「ファンタジック(fantasic?)」としたものか。
  • ポエマー (poet) ※ポエム (poem) + 「〜する人」 (-er) と思われるが、本来は「詩を読む」を意味する動詞につけるべき。

説明的な語を付け加えたもの

英語に(偶然に)同形の表現があるもの

  • アウトコース、インコース (outside/inside (course, lane etc.)) ※out course, in courseはコースを外れる、コース上を進むの意味になる。近年はアウトサイド、インサイドの方が定着している。
  • アイドリングストップ (stop idling) ※"idling stop"では「アイドリングしたままの停止」と正反対の意味になる。
  • オンライン(テニス) (on the line) ※"on line"は電算用語など
  • キーホルダー (key ring, key chain) ※キーホルダー(keyholder)だと鍵保管人を表す。
  • コンデンサー (capacitor) ※condenserも蓄電器の意味を持つがあまり使われない。
  • サングラス (sunglasses) ※1つでも複数形となる。単数形の場合は、太陽光を集める凸レンズの意味を持つ。
  • サンドバッグ (punching bag) ※"sandbag"は「土嚢」
  • スリーサイズ (measurements) ※「縦、横、高さ」の意味でthree sizesと言う。
  • ソーラーシステム (solar battery) ※英語の"the solar system"は「太陽系」のこと。
  • ダンプカー (米 dump truck, 英 dumper) ※dump car は同様の機能の鉄道車両。
  • チアガール (cheerleader)英語のcheer girl は猥褻な意味であることが知られるようになり、現在では公的には死語化している。なお英語ではチアと略すことはない。
  • 服のトレーナー (sweat shirt) ※"trainer"は指導員の事。指導される実習生・教習生は "trainee" となる。
  • トレーニングパンツ、トレパン (sweat pants) ※"training pants" は幼児のトイレしつけ用のパンツ。
  • パワーアップ (power rise) ※"power up"は、電源を入れる、出力を上げる、という意味。
  • フォアボール (walk, base on balls, ball four) four ballは4人でするゴルフ競技の一種。
  • ペーパーカンパニー (dummy company, shell company) ※英語では製紙会社の意味になってしまう
  • ペーパーテスト (written examination/test) ※ペーパーテストは紙質検査である
  • ベビーカー (baby carriage, stroller) ※"baby car"は小型自動車。
  • モーニングサービス (breakfast special) ※英語のmorning serviceは「朝の礼拝」の意。
  • リンクフリー (free to link) ※"link free"とは、linkを含んでいない事を意味する。

商標に由来

  • ウーパールーパー (axolotl) ※英語の"super"(スーパー)を使って日本で造られた商標名である。
  • カチューシャ (hard plastic headband, Alice band) ※元はトルストイ原作の舞台劇『復活』の主人公の名に因んだ商品名。
  • キャッチホン (call waiting)
  • クラクション (horn) ※フランスの企業名"Klaxon"(クラクソン)より。
  • シャープペンシル、シャーペン (mechanical pencil, automatic pencil) ※早川金属工業株式会社(現・シャープ)の創業者早川徳次が発明した金属製繰出鉛筆の商品名に由来。ever sharp pencil から。
  • セメダイン (glue, adhesive) ※日本のセメダイン社の商品名が由来。
  • セロテープ (Sellotape, Scotch tape) 英国セロテープ社の商品名。米国では3M社の商標Scotch tapeが用いられる。
  • ナンバーディスプレイ (caller ID)
  • バイキング (buffet, all-you-can-eat, smorgasbord) ※帝国ホテルが米国映画『バイキング』(1958年公開) にちなんで名付けたのが始まりとされる。
  • バリカン (hair clippers) ※フランスの製造会社Barriquand et Marreから小学館 プログレッシブ英和中辞典 第2版 (小学館 1987)より
  • ピアニカ (melodica) ※ヤマハの商標名。
  • ビューラー (eyelash curler) ※ビューティフル・カーラーより。
  • フリーダイヤル (toll free number) ※NTTコミュニケーションズの登録商標。
  • ボウガン (crossbow) ※日本の射的用品メーカーであるボウガン社の商標名が由来。
  • ポケットベル、ポケベル (beeper, pager) ※ポケットベルはNTTドコモの登録商標。ただし、2001年以降は「クイックキャスト」に名称変更され、2007年3月31日で事業終了。
  • ホッチキス (stapler) ※米国E.H.ホッチキス社(E. H. Hotchkiss) の製品を日本で販売した際の商標「ホチキス自動紙綴器」が一般名詞や動詞として使われるようになった。JISでの呼称は「ステープラ」。現在では英語の音訳の「ステープラー」も広く使われるようになってきている。
  • マジックインキ (marker) ※内田洋行の登録商標。製造・販売は寺西化学工業
  • マジックテープ (Velcro) ※「マジックテープ」はクラレの登録商標。これに対する英語の"Velcro"も米国Velcro社の登録商標。日本でもファッション業界を中心に「ベルクロ」と呼ぶことが増えている。
  • ロマンスカー (deluxe train) ※商標として用いたのは小田急電鉄。同項目を参照されたい。

誤用

日本語における外国語の誤用も参照)
  • 「ダブル」の意味のW (double, D) ※1990年頃の「W浅野」 (浅野温子浅野ゆう子) など。英語ではWの語源は「double u」(二重のu)である。
  • カンニング (cheating) ※本来の"cunning"はずる賢いなどの意味。
  • X'mas (=クリスマス) (Christmas, Xmas) ※ギリシア語でキリストを表す"ΧΡΙΣΤΟΣ"(Xristos)に由来するXの後にアポストロフィは入らない。
  • 不具合の発生に対する「クレーム」 (complaint) ※本来の"claim"は単に請求、主張の意味。
  • コンプレックス (complex) ※本来は複合体、合成物、大型アパートや団地などの意味。ただ、精神分析の用語として「強い感情やこだわりをもつ内容で、ふだんは意識下に抑圧されているもの」という意味があることから、日本語では「何々コンプレックス」のように「劣等感」という意味で用いられている。
  • サイダー (soda pop) ※"cider"はイギリス英語圏ではリンゴ酒(シードル)、アメリカやカナダ英語では精製・熱加工していないリンゴのジュースをさす。
  • 歌手やスポーツ選手などの「サイン」 (autograph) ※名詞の"sign"は「看板」などの意味。クレジットカードを使用する際の「署名」のことはsignatureという。
  • サークル(大学などの)(club)
  • シール (sticker) ※粘着剤付きで装飾用の紙などの小片、例えば「ビックリマンシール」のたぐいは "sticker"だが、日本語の「ステッカー」と異なり、かなり小型のものも含まれ、大きさの区別は無い(日本語では小型のものをシール、大型の物をステッカーといって区別している)。付箋や荷札は "label"。本来の "seal"は印章、および印章によって行われたことから封印の意味。英語圏でも「シール」と言って差し支えないのは封緘紙ぐらいか。
  • ジャンパー (Windbreaker, jacket)
  • ショートケーキ ([strawberry] cake) ※米国で言う"shortcake"は、スポンジの代わりに菓子パンの一種であるビスケット(biscuit)を使ったケーキ。"short"は(食感が)さくさくしている、という意味。
  • シルバー ※老人を意味するのは日本独自。なお、白髪はwhiteであってsilverとは言わない。シルバーシートは priority seat といい、老人に限らず「優先席」を意味する。
  • スイッチバック駅の一部 ※本来の"switchback"は、ジグザグの意味で勾配上に設置されるスイッチバック駅は語義どおりの使い方だが、遠軽駅十和田南駅のように、一方側が行き止まりで単に方向転換をする駅をスイッチバック駅と称すのは誤用に近い。
  • スキー (skiing) ※スポーツとしての名称は"skiing"
  • スケルトン (translucent) ※原意は「骨格」。生物の骨格の意味でも比喩的な意味でも使う。デザインでは外装に透明素材を使い骨格(内部構造)が見えるものの意味で使う。日本では「透ける」という語感から、透明素材を使うこと自体を意味することがあるが、誤り。
  • 本の「スピン」 (ribbon, tassel)
  • ストレート(テニス)(down the line) ※上から見たボールの軌跡が直線で、サイドラインに平行なボールを指すことがあるが、直線でさえあれば平行でなくてもストレートである。
  • スペル (spelling) ※「綴り」という名詞では"spelling"となる。"spell"は名詞では「呪文」などの意味を持つ。
  • スマート (slim, slender) ※本来の"smart"はしゃれた、頭が切れるといった意味。
  • スリッパ (scuffs, mules) ※slippersは上履きなど(紐がなくかかとが低い)
  • ダイエット ※本来の"diet"は腎臓病などを含む食餌(事)療法の意。英語でも痩身のための食事療法の意味には使うが、食事療法以外の手段には使わない。
  • タイム・フライズ・ライク・アン・アロー (Time flies.) ※日本語の「光陰矢のごとし」と英語の慣用句"Time flies."とが混ざった。
  • ダイヤ (schedule) ※"diagram"は運行予定を表す線図だが、運行予定そのものには使わない。
  • ダウト (false) ※"doubt"は怪しい、疑わしいという意味だが、カミングダウトのダウトのような嘘とか偽という意味(トゥルー(真実、true)の対義語)はない。
  • タコス (taco) ※日本においては、単数でも複数形を用いることが多い。おそらくは「タコ」の同音異義語との混乱を避けるためもあるだろう。
  • チョーキング (bending) ※"choking"は「首を絞めること」の意味。ギターの弦を押し曲げて音の高さを変える演奏法の意味には使わない。
  • デノミ(デノミネーション) (redenomination) ※本来は単に通貨の呼称単位そのものの意味。日本語のようにインフレで通貨の価値が下落して額面数字を小さくするために呼称単位を変更(100円⇒1新円)する意味で使うときは接頭辞の「re-」をつけた言葉になる。
  • テンション (hyper) ※"tension"は緊張や不安を意味する。日本語のような興奮した状態を示す英語は"hyper"など。
  • トーナメント (knock out system) ※本来の"tournament"は、1箇所に集まって行う競技会という意味。日本語ではノックアウトシステムの競技会にほぼ限定されて使用。
  • ドメスティック・バイオレンス (spousal abuse) ※本来家庭内の暴力全般を意味するが、日本語としては専ら配偶者による暴力のみを意味するように変化した。これは、「家庭内暴力」という日本語として通りのよい言葉との使い分けが意識された結果である可能性がある。
  • トランプ (playing cards) ※本来の"trump"は「切り札」を指す。
  • ドリブル(バレーボール)(double contact) ※ボールに2回連続で触れること
  • ナイーブ(naive, naïve)※日本語では「繊細な・感性の鋭い」といった中立的な言葉だが、英語では「経験不足の・考えの浅い・頭の鈍い」といった否定的なイメージを含む単語。ただし、英語の"naive"にも「純朴な」という意味があり、この場合のニュアンスはかならずしも否定的ではない。「繊細な」という意味では、日本語の「ナイーブ」に近い英単語は"sensitive"である。
  • ハイウェイ (highway) ※高速道路も含むが、主要道一般を指す。高速道路は"express way"。
  • ハンバーグ (hamburger [steak]) ※ハンバーガー(hamburger)は本来、挽肉料理のハンバーグのことを指し、それを用いたサンドイッチもその名で呼ばれる。後者のみに限定するのは日本での用法。単にハンバーグと言うと、その語源となったドイツの都市ハンブルク(Hamburg)と解される。
    • ファイト (fight) ※英語では戦う・喧嘩するの意味で、「がんばる」や「闘志」の意味では使わない(ボクサーに対して試合中かける"Fight!"は「戦え」という命令形)。日本で運動部がランニングのとき「ファイト!」と掛け声をかけるが、英語なら"Keep go go go"や"Keep running"になる。試合などで子供にそのような掛け声をかければ「喧嘩しろ!」となり、暴力行為を示唆していると見られる。韓国では、使用法は日本と同じだが、「パイティン」のほうが普通(韓国では外来語の発音が韓国語の発音に準じているためである)である。
    • フライングスタート、フライング (premature start, breakaway) ※本来の"flying start"は助走を付けて行うスタートのことを指す。
    • フラッシュライト (flashlight) ※本来は懐中電灯の意だが、日本語ではSurefire等、特殊部隊が用いる敵の目を眩ます小型ライトの意味で用いられる。
    • フレンチキス(French kiss) ※本来はディープキスを意味するが、日本ではライトキスを指す。
    • ブロマイド(picture, photo) ※浅草のマルベル堂がスターの写真に「プロマイド」と名付けて売り出したのが始まり。本来の"bromide"は臭化物、退屈な人、陳腐な言葉などを意味する小学館 プログレッシブ英和中辞典 第2版 (小学館 1987)より
    • ウェブページ全般を意味する「ホームページ」 (webpage) ※"homepage"は、最初に表示されるページのみを指す。
    • 体型を意味する「プロポーション」「スタイル」 (figure) ※"proportion"は比率、"style"は様式や文体の意味が強い。
    • マイカー (private car) ※"my car" は単に「私の車」で、自家用車の意味はない。
    • マイホーム (one's own home, one's own house)
    • マーシャルアーツ (martial arts) ※本来の"martial arts"は武道、武術、格闘技を指す普通名詞。劇画作家梶原一騎が、自身の作品、「四角いジャングル」にて、“米軍の格闘術”あるいは“アメリカンスタイルの空手”として捏造したのが発端。“米軍の格闘術”という誤訳は、現在でも格闘ゲームなどのサブカルチャーにて強く信じられている。
    • マニア (enthusiasm, enthusiast) ※本来の"mania"は熱狂、熱狂の対象あるいは躁病を意味し、熱狂している人を示す場合には"maniac"を用いる。ただし日本語のマニアに比べ強い執着を伴う批判的イメージがあるためご注意。
    • マンション (米・カナダapartment house, 英・flat,(日本でいうアパート)condominium) ※本来の"mansion"は豪邸の意味。
    • ムーディ (nice) ※"moody"は移り気なの意味。
    • メーカー (manufacturer) 製造業者の意で広く用いられている「メーカー」は、英語ではmanufacturer(マニュファクチャラー)が相当。makerは合成語として用いられるのが一般的でautomaker、watchmaker、drugmakerなど製造業者だけでなくpolicymakerなどでも使用される。
    • モラル・ハザード (対応語なし) ※"moral hazard"は保険システムの整備が危機感を減少させてむしろリスクを上昇させてしまう現象のこと。日本語の「モラル・ハザード」が倫理意識の喪失という意味を持ってしまっているのとは異なる。
    • ライフライン (lifeline) ※日本語では「生活線」または「生命線」と表現され、主に電気・ガス・水道等の公共公益設備など、都市機能を維持し現代人が日常生活を送る上で必須の諸設備を指す。阪神・淡路大震災以降、よく使われるようになった。和製英語ではないが、そう誤解している人もいる。
    • リストラ (downsizing) ※"restructuring"は、事業の再構築あるいは再編という意味で、人員整理を伴うことも多いが、解雇のみを指す意味は無かった。解雇のニュアンスは石油危機以降に生まれた。また、日本では本来「減量経営」を指したが、解雇のニュアンスも含まれた。
    • リニューアル (remodeling, update) ※日本語では新装開店を意味するが、英語本来の意味は契約更改、免許や購読の更新。ウェブページの更新は"update"。したがって「ホームページをリニューアルする」は三重の誤用("renewal"は名詞なのに動詞として使っている)。
    • リフォーム (renovation) ※日本語では住宅の改装工事や服の仕立て直しなどを意味するが、本来の英語では政治などの制度改革をする、または犯罪者などを矯正するという意味。改装工事は"renovate"や"remodel"、服の仕立て直しという意味では"alter"が正しい。
    • リベンジ (return match, rematch) ※日本語では再挑戦を意味するが、英語本来の意味は復讐・報復。
    • レパートリー (repertory) ※音楽家の演奏可能な曲目を意味する場合は、フランス語起源の"repertoire"(レパトワ)を用いる。
    • ローラースケート (roller skates) ※一足では複数形となる。ローラースケートで滑ることは"roller skating"
    • ワンマン (dictatorial) ※「統括者が組織内で独裁的に物事を動かす」という意味での「ワンマン」。運転手が運転の他、運賃収受を行う公共交通の運行形態である「ワンマン運転」"one-man operation" から転じて成立。"one-man operation," "one-man car" は性別を特定する語句のため、現代の米英では用いられなくなりつつある単語であるが、過去のバス会社の合理化事例の紹介など、歴史的文脈では登場する。

    日本製の略語

    略する前から和製英語のものは#造語を参照。
    • アイス (ice cream) アイスクリーム ※ 単に"ice"は「氷」の意味。
    • アイスダンス (ice dancing)
    • アナ (anouncer) アナウンサー。ニュース番組のアナウンサーはニュースキャスター (newscaster) が普通。
    • アニメ ※本来"animation"の略語だが逆輸出され、「日本製(風)アニメーション」の意味で"anime"が用いられる。
    • アパート (apartment, apartment house, apartment building)
    • アポ (appointment) 面会予約
    • アングラ (underground) ※"underground"はイギリス英語では地下鉄を指す。また、「裏の」という意味もある。たとえば"underground organization" = 裏の組織。
    • インスト (Instrumental)
    • インフラ (infrastructure)
    • インフレ (inflation)
    • エアコン (air conditioner) ※ただしイギリス英語では"aircon"も使用する。
    • エアロビ (aerobics)
    • エンゲージリング (engagement ring) 婚約指輪
    • エンタメ (entertainment)
    • ケミコン (chemical condenser) 電解コンデンサ
    • コスプレ ※本来"costume play"の略語であるが、逆輸出され"cosplay"でも通用。
    • コーラ (Coca-Cola) ※別称は"Coke"
    • コンセント。壁に埋め込まれた差込口は ((electrical) outlet, socket)、電気器具についている電源コードの先は (plug)。※"concentrate" (集中する) や "concentric plug" (同心プラグ) からといわれる。
    • コンビニ (convenience store)
    • サブカル (subculture)
    • サンド (sandwich) 食べ物のサンドイッチ、または「挟んだもの」 ※ "sand" は「砂」。サンドイッチ (Sandwich) 伯爵にちなむ名称だが、 "Sandwich" は姓ではなく地名で「砂地」の意味。
    • スケート、アイス・スケート (ice skating)
    • スタメン (starting member) ※英語では"starter"が普通。
    • スーパー (店: super market)(字幕: superimpose)
    • スパコン (super computer)
    • ゼネコン (general contractor) ※「総合請負業」の意。日本語では「総合建設業」と訳されるため"general constructor"の略とされることがあるが、本来は"contractor"。
    • セコハン (secondhanded) 中古の ※一般には"used"、"pre-owned"が多く使われる。
    • ソフトクリーム (soft ice cream)
    • チョコ (chocolate) チョコレート ※英語での省略形は通常"choc"。"choco"は有色人種を侮蔑的に指す場合があるため、注意が必要。
    • デパート (department store) ※"department"単独では組織の「部」という意味。「出発する」という意味の動詞で"depart"という単語がある。
    • デジカメ (digital camera) ※英語では"digicam"ともいい、フィリピンでは"digi-came"ともいう。「デジカメ」は三洋電機の登録商標である。
    • デフレ (deflation)
    • テレビ (television, TV)
    • トランス (transformer) 変圧器のこと。略記としてtrans.とは書くが、普通はトランスとは読まない。
    • ドンマイ (Don't mind.)
    • ネック (bottleneck)
    • ノート (notebook) ※"notebook"は"laptop computer"の用法もあり。
    • ノートパソコン (laptop) ※日本で「ラップトップパソコン」と言うとノート型よりも大型のもの、特に可搬用としては初期のものを指すことが多い。
    • パイン (pineapple) パイナップル ※"pine"は「」の意味。
    • バール (工具) (crowbar)
    • パソコン (personal computer, PC)
    • パート (part-time job, part-time worker) ※なお、アルバイト(Arbeit)はドイツ語で仕事一般に用いられる。
    • パトカー (patrol car, police car, squad car)
    • ハンカチ (handkerchief)
    • タイヤのパンク (時間経過や部品の劣化によるものも含め、flat tire) ※きりのようなもので突き刺す、転じてタイヤの(穴による)空気もれを意味する "puncture" の略。
    • ハンドル (steering wheel 自動車のみならず、動力の如何に関わらず円形をしていれば、航空機でも人力でも; handlebars 自転車の、但し複数あるのは極めて稀である。) ※"handle"はドアや鍋などの「取っ手」や「取り扱う」という意味。自転車、オートバイ、オート三輪に限らず、輪の数に関わらずの角ハンドルは"handle bar"。
    • ビル (building)
    • フライパン (frying pan) ※また、"flying"ではない。
    • 駅のホーム (platform, track)
    • プロレス (pro wrestling, professional wrestling)
    • ボールペン (ball-point pen, 俗に pen) ※韓国では日本と同じく「ボールペン」である。
    • マスコミ (mass media) ※"mass communication"の省略だが、英語圏では"mass media"という。
    • ミス (mistake, error) ※"miss"は「物事を逃す」またはそのことを残念がる意味の動詞。"mistake"の接頭辞だけを取り出したとも考えられるが、多くの場合"error"またはその他の言葉のほうが適切。例:「プログラムミス」⇒"a program error", "a software bug"
    • メカ (mechanical, mechanism) ※「機械」「機械的な」の省略型Mechであるが、昨今の日本アニメブームで欧米に輸出、定着し、欧米では主に日本的なメカニックデザインや、特にリアルロボットデザインのことを指す場合はMechaと示す
    • メタボリック/メタボ (metabolic) ※「太っている」という意味で使われることが目立つようになってきたが、これは「メタボリック症候群」を誤解または短絡したもの。本来の英語は「代謝の」という意味の形容詞で、それ自体に肥満という意味はない。また metabolic は後につく名詞を直接修飾する限定形容詞で、そもそも叙述的・名詞的な機能がないため、この語だけでは明確な意味を成さない。
    • ラジコン (radio controlled, RC) ※「ラジコン」は増田屋の登録商標である。
    • リモコン (remote controller, 俗に remote)
    • 映画のロケ (location)
    • アメリカの都市のロス (Los Angeles) ※ アメリカではLA(エルエイ)と略す。

    日本独自の発音

    転訛にもとづくもの

    • アッテネーター、アッテネータ (attenuator) 減衰器 ※工学分野での読み方であり、分子生物学の分野では「アテニュエーター」とする場合が多い(転写減衰を参照)。本来の英語の発音は「アテニュエイター」に近い。
    • エール (yell) ※「イェル」
    • オッケー (O.K.)
    • カツレツ (cutlet)
    • グー (good)
    • グロッキー (groggy) ※疲労や泥酔などによりふらふらな状態のこと。本来の英語の発音は「グロッギー」。
    • コック (cook) ※もしくはオランダ語"kok"より。
    • サッシ (sash)
    • ジャッキ (jack)
    • スカッシュ (squash) ※英語は「スクウォッシュ」
    • ステッカー (sticker) ※スティッカーに近い。
    • ステッキ (stick)
    • ゼネラル (general) ※「ジェネラル」
    • ゼリー (jelly) ※"jerry"は異なる語
    • ツー (two) ※(同様の転訛多数)
    • トロッコ (米:truck,tram、英:lorry,trolley) ※英語の「トラック」が語源とされる。
    • ナポリタン (Neapolitan) ※「ニーアポリタン」
    • バトン・トワリング (baton twirling) ※「バトン・トゥワーリング」
    • ブイ (V) ※英語ではvee (ヴィー)。
    • プリン (pudding)
    • ブレザー (blazer)
    • ブレスレット (bracelet) ※「ブレースレット」など
    • ミンチ、メンチ (mince)
    • ラムネ (lemonade)
    • ワイシャツ (shirt) ※語源は、'white shirts'のイギリス式発音から。

    読み間違いにもとづくもの

    • アイロン (iron) ※「アイアン」
    • アコースティック・ギター、アコギ (acoustic guitar) ※"acoustic"は「アクースティック」
    • イメージ (image) ※「イミッジ」など
    • グローブ (glove) ※野球用具の場合「グラブ」など
    • サプリメント 、サプリ (supplement) ※本来は「サプルメント」
    • スムース (smooth) ※発音は「スムーズ」に近い。
    • タイガース (Tigers) ※「タイガーズ」
    • チャンバー (chamber) ※本来の英語の発音は「チェインバー」に近い。こういった読み方をされるのは自動車・モーターサイクル分野だけで、銃器の薬室や室内音楽という意味では日本でもチェンバーと呼ばれる。洋書の技術書などに書かれていたこの言葉をローマ字風に誤読したものが、そのまま定着したことが原因と思われる。
    • ニュース (news) ※「ニューズ」
    • バックブリーカー (プロレス) (backbreaker) ※「バックブレイカー」など。
    • プラトーン (Platoon) ※「プラトゥーン」
    • ブロス (bros.) ※brothers(ブラザーズ)の略であり、発音は略されない。(例:Super Mario Bros.)
    • ホース (hose) ※水を撒くときなどのもの。本来は「ホーズ」「ホウズ」など。
    • ボンバー (bomber) ※本来は「ボマー」「バマー」など。
    • マイク・ピアザ (Mike Piazza) ※「ピアッツァ」が近い。
    • ルーズ(loose)※発音はルース。「lose」(ルーズ、失う)との混同があったのかもしれない。
    • ルーズリーフ (loose-leaf) ※「ルースリーフ」
    • ロケール (locale) ※本来の英語の発音は「ロウキャル」または「ロウカール」に近い。
    • ルーズベルト (Roosevelt) ※本来は「ローズベルト」「ロウズヴェルト」など。

    英語以外の和製外来語

    国名・地名については、エクソニムを参照。本項ではそれ以外を記す。

    • アベック (a couple) ※フランス語の"avec"(英語の"with")。現在は「カップル」が使われる事が多く、「アベック」は死語化している。
    • アンケート (survey/poll) ※フランス語の"enquête"(英語の"inquiry")。この語は「質問」「調査」一般を指す。
    • アルバイト (part-time job) ※ドイツ語の"Arbeit" (英語の "work")。時給職ではなく正職を指す。ちなみに韓国では日本と同じく時給労働の意味で使う。戦前の大学生が用いたことから。
    • ウィンナー、ウィンナー・ソーセージ (Vienna sausage) ※ドイツ語で、オーストリアの首都"Wien"の形容詞"Wiener"(ヴィーナー)より。
    • オー・シャンゼリゼ ※フランス語、原題"Les Champs-Elysées"。「オー」は感動詞ではなく、"aux"(オ)であり、意味は「シャンゼリゼでは」となる。
    • カボチャ ※"Cambodia"(カンボジア)より
    • カルピス (Calpico) ※"calcium"+サンスクリット語"salpis"
    • キリ ※ポルトガル"cruz"(十字架)より、数字の10の意。(例:ピンからキリまで)
    • コンクール (contest, competition) ※フランス語の"concours (発音:コンクール)"。
    • シボレー (Chevrolet, Chevy) ※フランス語は「シュヴロレ」、英語は「シェヴラレイ」のようになる。
    • シュークリーム (cream puff) ※フランス語の "chou à la crème" (発音:シュ・ア・ラ・クレム)。"chou"は「キャベツ」の意。英語圏で「シュークリーム」と言うと「靴クリーム(靴墨)」に勘違いされる、とよく言われる。ただし靴墨に当たる英語は"shoe cream"ではなく"shoe polish"。
    • ズボン (英:trousers、米:pants) ※フランス語でペチコートを意味する"jupon"より小学館 プログレッシブ英和中辞典 第2版 (小学館 1987)より
    • タイガー・ジェット・シン(プロレス) (Tiger Jeet Singh) ※本来は"Jeet"である。
    • テーマ (theme:発音は「スィーム」に近い) ※ドイツ語の"Thema"(テーマ)。しかし「テーマソング」などのように英語と組み合わせて使われる例も多い。
    • 天ぷら ※ポルトガル語"tempero"
    • ピン ※ポルトガル語"pinta"(点)、転じて数字の1の意。(例:ピン芸人)
    • フリーター (part-timer) ※上記「アルバイト」からの造語「フリーアルバイター」の日本語的な省略形。

    原語を誤解しやすい外来語の例

    • アイドル(idol)、アイドル歌手(pop idol)、アイドルタレント(TV idol) ※元来「偶像」、「崇拝対象」を意味する"idol"を「若い人気者」の意味に使うのは1940年代のアメリカから始まった事であり、語源的には和製英語ではないが、日本では未成熟の可愛らしさやあどけなさを重視する独自のアイドル文化を創り上げてきたので、実際の意味は英語とはかなりの相違を生じている。英語には人気に加えて人間的にも尊敬に値する人と言う意味が含まれる。
    • オープンカー (open car) ※"open car"は屋根がない車両、あっても窓が開放されたままの車両を指す一般名称として英語で使用される表現。自動車だけでなく、鉄道車両、荷車など車両一般に広く使用される。日本では自動車のボディースタイルの一区分を示す用語として限定した意味で使用される場合が多い。
      そのため、"convertible"、"cabriolet"、"roadster"、"barchetta"、"spider"などの自動車のボディースタイル区分の用語との置換可能な用語として使用した場合、表現の仕方によっては通じないことがある。このことが強調されすぎて和製英語といわれることがあるが、この言葉が和製英語であるからではなく、たいていの場合、文章表現がおかしいだけである。
      正しい使用例:"Roadster is the North American term for a frontal mid-engine, rear-wheel drive, 2-seater, open car, ..."という表現がWikipedia英語版Roadsterの冒頭で使用されている。
      なお、"roadster"はこれで1語であり"roadstar"(road(道) + star(星))ではない。
    • スイートルーム (suite room) ※同音の"sweet"と混同しやすい。"suite"は「一揃い」などの意で、フランス語が語源(suit)。マンションのLDKがある一戸分に相当する。背広の英語呼称も同源。
    • デッドロック (dead lock) ※リンク先ではコンピュータの処理状態のデッドロックを説明している。しかし一般用語として行き詰まりを意味する表現としてこの表現を使用することもある。その際「暗礁に乗り上げる」という日本語と混同され、「―に乗り上げる」という誤用がみられる。ロックの本当の意味は岩(rock)ではなく「開かなくなった(dead)鍵(lock)」であり、解決不能な課題という意味で「―の状態に陥る」などとするのが正しい。
    • ヒットエンドラン (hit and run) ※野球用語。英語では"hit n' run"とも書かれるようにandはほとんど発音されず、"hit end run"と聞こえても不思議ではないが意味不明になってしまう。又別の意味での"hit and run"は「ひき逃げ」。
    • ファーストフード (fast food) ※firstの片仮名表記と混同しやすい。大手ファーストフードチェーンのファーストキッチンがfirstであることも影響。最近はマスコミを中心に、表記・発音ともに「ファストフード」に改める動きがある。
    • フリーマーケット (flea market) ※「フリー」は"flea"(ノミ)であり、"free"ではない。フランス語"marché aux puces"が英訳されたもので、「蚤の市」の意。free marketは自由市場を意味する経済用語。ただし、近年は「自由参加」を強調するため誤用を認識しながらfree marketとする主催者もあるため、完全な間違いとは言い切れなくなった。
    • ポーズ (pause) ※写真撮影時の掛け声。本来は「一時停止」を意味する"pause"だが、姿勢を作る"pose"と混同しやすい。
    • ホットドッグ (hot dog) ※誤りではないが、元来は使用されるソーセージのことである。
    • ラリアット (lariat) ※「投げ縄」の意。プロレスでスタン・ハンセンの技"Western Lariat"(ウェスタン・ラリアット)から、同種の技の一般的呼称となった。

    和製でも英語でもない外来語の例(和製英語と誤解されるものなど)

    • アイスバーン ※ドイツ語の"Eisbahn"より。ドイツ語ではスケートリンク(skating rink)の意味。"Bahn"は道路を意味する。
    • ア・カペラ ※イタリア語"a cappella"
    • アラカルト ※フランス語"à la carte"
    • アンケート (questionnaire) ※フランス語の"enquête"より。
    • アンコール (encore) ※「再び、もう一度」を意味するフランス語の"encore"より。フランス語ではbisという小学館 プログレッシブ英和中辞典 第2版 (小学館 1987)より
    • イクラ ※ロシア語の "икра(ikra)"より
    • ウイルスまたはビールス (virus) ※ラテン語"virus"「ウィールス」とドイツ語"Virus"「ヴィールス」より。英語の綴りも同じだが、発音は「ヴァイ(ア)ラス」となる。現在はラテン語発音に近い「ウイルス」と呼ばれることが多い。なお、朝鮮語では、大韓民国では、「パイロス」(英語に基づく)であり、北朝鮮では、「ピールス」(ロシア語に基づく)である。
    • エネルギー (energy) ※ドイツ語"Energie"
    • エネルギッシュ (energetic) ※ドイツ語の"energisch"より。
    • オルゴール (music box) ※オランダ語の"orgel"より。
    • オングストローム (Å) ※スウェーデンの物理学者の名"Ångström"より。原語での読みは「オングストレーム」に近い。
    • 合羽 ※ ポルトガル語"capa"
    • ガラス (glass) ※オランダ語の"glas"より小学館 プログレッシブ英和中辞典 第2版 (小学館 1987)より
    • カラビナ ※ドイツ語"Karabinerhaken"より。
    • カリウム、カリ (potassium) ※ドイツ語"Kalium"
    • カルタ ※ポルトガル語"carta"
    • カルテ ※ドイツ語の"Karte"より。ドイツ語での意味は"カード"。
    • カルメ焼き ※ポルトガル語"caramelo"より。
    • キャンピングカー ※フランス製英語の""より。
    • ゲレンデ ※ドイツ語"Gelände"。本来は「土地」などを意味する。
    • ゴム (rubber) 護謨 ※オランダ語の"gom"より。
    • コロッケ ※フランス語のクロケット"croquette"起源説がある。
    • コンシエルジュ ※フランス語"concierge"。最後は『ュ』であって『ェ』ではない。なお、「門番」、「管理人」といった意味を持つ。
    • コンビナート (complex) ※ロシア語"комбинат(kombinat)"は「結合」の意味。
    • シャボン (soap bubble) ※オランダ語の"sabão"より小学館 プログレッシブ英和中辞典 第2版 (小学館 1987)より
    • シャンパン 、シャンペン(Champagne) ※フランス語「シャンパーニュ」、英語「シャンペイン」
    • じょうろ ※一説にはポルトガル語"jorro"
    • スコップ ※オランダ語"schop"
    • ズック ※オランダ語の"doek"より。
    • スポイト (syringe) ※オランダ語"spuit"より。
    • ゼッケン ※ドイツ語"Decken"の発音が訛ったもの。
    • ゼット(Z) ※オランダ語のzetから。ロシア語・チェコ語などでも同様の発音だがおそらく直接の関係はない。イギリス英語ではzed(ゼッド)、ドイツ語ではzett(ツェット)なども関係していると思われる。アメリカ英語ではzee(ズィー)。
    • セボン ※フランス語"C'est bon."
    • ゼミナール (seminar) ※ドイツ語の"Seminar"より。英語の"seminar"(セミナー)もドイツ語のこの単語に由来する。
    • セレナーデ ※ドイツ語の"Serenade"より。英語も綴りは同じだが発音が「セレネイド(ゥ)」と異なる。
    • ソバット(プロレス) ※フランスの格闘技"Savate"より。
    • ダックスフント (dachshund) ※ドイツ語の"Dachshund"より。英語も綴りは同じだが発音は「ダックスフンド」。
    • タルト (tart) ※フランス語のtarteより。英語ではタート、ドイツ語ではトルテ (Torte) に近い。
    • トナカイ (reindeer/caribou) ※アイヌ語の"tunakkay"より。
    • ナトリウム (sodium) ※ドイツ語"Natrium"
    • ノイローゼ (neurosis) ※ドイツ語の"Neurose"より。意味は同じ。因みに英語での発音は「ニュロウスィス」。
    • ノッポ ※韓国・朝鮮語の""より、「高い」という形容詞のくだけた表現。
    • ノンノ 雑誌名 ※アイヌ語の"non-no"(花)より。
    • ハイム (home) ※ドイツ語"Heim"(ハイム)より。
    • パン (bread) ※ポルトガル語の"pão"より。ちなみにフランス語でも"pain"(パン)と呼ぶ。
    • ピザ (pizza) ※イタリア語は「ピッツァ」、英語は「ピーツァ」に近い。
    • ビニール (vinyl) ※音はフランス語"vinyle"などが近い。
    • ヒュッテ (hut) ※ドイツ語"Hütte"
    • ビール (beer) ※オランダ語の"bier"より。
    • ビフテキ (beef steak) ※フランス語の"bifteck"より。なおフランス語も英語のbeef steakに由来する。
    • ヒレカツ ※フランス語"filet"(フィレ)と英語"cutlet"より。
    • ピンセット (tweezers) ※オランダ語"pincet"
    • フラスコ (flask) ※ポルトガル語"frasco"
    • プラチナ (platinum) ※オランダ語、スペイン語の"platina"より。
    • ブルゾン ※フランス語"blouson"より。
    • プロフィール (profile) ※フランス語"profil"、英語は「プロファイル」
    • ベレー帽 ※フランス語”béret”または”berret”。しばしば「帽」を説明的に付加する。
    • ペンキ (paint) ※オランダ語の"pek,pik"より。
    • ボタン (button) ※オランダ語の"Botão"より小学館 プログレッシブ英和中辞典 第2版 (小学館 1987)より
    • ポンド (pound) ※オランダ語"pond"より。英語「パウンド」
    • ポンプ (pump) ※オランダ語の"pomp"より。
    • ボンボン ※フランス語"bonbon"で、現在は様々な種類がある。
    • マロン (chestnut) ※"marron"は仏語で、本来はマロニエの実で、転じてある種のクリの実。これに由来する英語の"maroon"は「栗色」の意味になる。
    • ミイラ (mummy) ※オランダ語の"mirra"より。"mummy"は英では幼児語でおかあさんという意味も(米では"mommy")。
    • メンツ ※中国語「面子」より。
    • メッセ ※ドイツ語の"Messe(見本市)"より。幕張メッセなど。
    • メートル (meter) ※フランス語"mètre"などより。英語は「ミーター」のようになる。
    • メルヘン (fairy tale) ※ドイツ語の"Märchen"より。
    • ヤッケ (jacket) ※ドイツ語の"Jacke"より。今では英語の「ジャケット」が定着しているので昭和初期生まれの人以外はあまり使わない。化繊製の物やスキーウェアの上衣について言う程度。
    • ヨード (iodine) ※ドイツ語の"Jod"より。ヨードチンキなど。
    • ラッコ (sea otter) ※アイヌ語の"rakko"より。
    • ランドセル ※オランダ語"ransel"より。
    • リュックサック (rucksack, knapsack) ※ドイツ語の"Rucksack"より。英語"rucksack"(ラックサック)もドイツ語から移入。
    • リーチ(麻雀) ※中国語「立直」より。英語は"ready hand"。
    • ルー ※フランス語"roux"
    • ルーペ (magnifying glass) ※ドイツ語の"Lupe"より。
    • レジュメ (resume) ※フランス語の"résumé"より。
    • レストラン ※フランス語"restaurant"、英語は「レストラント」など。
    • レントゲン (X ray) ※古い呼び名のレントゲン線の略。レントゲンは発見者のドイツ人物理学者ヴィルヘルム・レントゲン(,)。
    • ローレライ ※ドイツ語"Lorelei"より。
    • ワクチン (vaccine) ※ドイツ語の"Vakzin"より("Impfstoff"ともいう)。英語の発音は「ヴァクスィーン」。
    • ワッペン ※ドイツ語の"Wappen"より。英語では"patch"(パッチ)。

    関連項目

    外部リンク

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