読み込み中...

コマンドウルフ

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より
コマンドウルフ(COMMAND WOLF)は、タカラトミー(旧トミー)より発売されている『ゾイド』シリーズのひとつであり、またその背景設定に登場する架空の兵器である。

概要

コマンドウルフ
COMMAND WOLF
番号 RHI-3(旧)
RZ-009(新)
所属 ヘリック共和国
分類 オオカミ
全長 14.7m
全高 7.9m
全幅 5.9m
重量 46.0t
最高速度 210km/h
乗員人数 1名
武装 50mm対ゾイド2連装ビーム砲座
スモークディスチャージャー×2
エレクトロンバイトファング

オオカミをモチーフとしたデザインであり、旧シリーズ「メカ生体ZOIDS」ではサーベルタイガーに苦戦を強いられているヘリック共和国が開発した中型の高速戦闘ゾイド。僚機であるシールドライガーには最高速度で劣るものの、小回りがきき、操縦性のよさでパイロットからの信頼が高い。ロールアウトから長くにわたって第一線に立ち続けた共和国屈指の名機である。

キット

大型のゼンマイであるHiパワーユニットを動力とし、単純な四足歩行ギミックを有するが、連動ギミックは無い。手動ギミックとしては頭部キャノピーの開閉、下顎の開閉、頭部・首・尻尾の上下動及び背部砲塔の旋回がある。本機特有の特殊ギミックとして変速機構がある。これは首を下げることによってその内側に備えた偏心バラストつきのギアとHiパワーユニット前方のギアとをかみ合わせ、バラストの負荷によって歩行速度を下げるものである。

オリジナルのキットは1986年に発売されたが、新旧シリーズを通じて数々のマイナーチェンジによりコマンドウルフのキットは群を抜いて種類が多く、最初にリリースされた旧シリーズのノーマル版とNEWタイプ(RHI-3)、復刻版(RZ-009)、アーバイン仕様(Zi-024)、RZ版コマンドウルフAC(RZ-042)とゾイドフューザーズ版(FZ-003)、コマンドストライカーゾイドジェネシス版のコマンドウルフLC(GZ-003)、ゲームボーイソフト初回版特典のガイロス帝国仕様、ゲームボーイソフト特典のブルー、ホロテック、コトブキヤからリリースされたHMM(ハイエンドマスターモデル)、同じくHMMシリーズから発売のゼネバス帝国版LC、青の部隊&バラット機仕様AC(アタックカスタム)と計14種類にも及ぶ。

海外でもアニメ設定に準拠したものや各国独自の成型色のものといった正規品はいうに及ばず、コマーンドウルブといった偽物まで作られるほどの展開をみせている。

HMM(ハイエンド・マスターモデル)シリーズ

2007年6月にシリーズ第二弾として発売。
一回り大きくなった肩のアーマーとスモークディスチャージャー、デザインを一新した二連装ビーム砲座が目を引く大胆なアレンジ、非常にシャープな造詣が特徴。説明書の機体解説も極めて詳細なものとなっている。旧シリーズ仕様のスモークグレーキャノピーの他、タカラトミー製パーツ用のジョイントパーツが付属するが、軸径の規格が合ってないため、独自の加工が必要となる。

作中の活躍

  • バトルストーリー

ZAC2042年のハドリアンウォール防衛戦においてシールドライガーと共に初登場し、侵入してきたヘルキャットを翻弄して初陣を飾った。その後もシールドライガーとペアを組んで戦うことが多い。電子戦用ゾイドには劣るものの分析能力や索敵・追跡能力に優れており、敵勢力圏での情報収集活動や威力偵察、後方かく乱などの特殊任務、逆に味方勢力圏に侵入してきた敵の偵察部隊の索敵、迎撃などの警戒任務も担当している。第一次大陸間戦争惑星Zi大異変後も生き残り、第二次大陸間戦争でもシールドライガーと共に高速部隊の主力として活躍。

第二次大陸間戦争中期頃から次々に投入される新鋭ゾイドに対抗すべく、二連長距離砲と高機動ブースターからなるカスタマイズパーツCP-04アタックユニットを追加装備したコマンドウルフAU(コロコロコミックでは当初、コマンドウルフ・アーティと記載されていた)が戦線に投入され始めた。後述のコマンドウルフACもこのAUタイプをパイロットの技量に合わせてカスタム化したものである。

バトルストーリーでは当時、共和国陸軍独立第二高速大隊に所属していたトミー・パリス中尉(後に大尉に昇進)の乗機として登場。

  • アニメ

セイバータイガーグスタフと共に、全てのアニメ作品に登場。

ゾイド -ZOIDS-』、『ゾイド新世紀スラッシュゼロ』、『ゾイドフューザーズ』の三作において主人公のライガー系ゾイドと共に活躍した。

ゾイドジェネシス』ではソードウルフの登場により、あまり出番がない。


目次へ移動する

機体バリエーション

コマンドウルフ アーバイン仕様  
コマンドウルフアーバイン仕様
COMMAND WOLF ARVAIN VARSION
番号 Zi−024
分類 オオカミ
全長 14.7m
全高 8.6m
全幅 5.9m
重量 48.0t
最高速度 200km/h
乗員人数 1名
主な搭乗者 アーバイン(ゾイド -ZOIDS-バトルストーリー
武装 ロングレンジライフル
スモークディスチャージャー×2
エレクトロンバイトファング

アニメ『ゾイド -ZOIDS-』に登場。戦闘で傷つき乗り捨てられていた機体をアーバインが回収、独自に改修したもの。その際規格外のパーツを多数使用したため、クセが強く、一部のスペックがノーマル機より劣ることになったが、反応速度などは向上している。当初はノーマルのコマンドウルフと同じ二連ビーム砲を装備していたが、レイブンのセイバータイガーに対抗するために共和国軍から横流しされたゴジュラス用のロングレンジキャノンを装備。大型ゾイドの装甲をも撃ち抜く威力を持つ。

アーバインが最も信頼する相棒であり、彼が別のゾイドに乗ると機嫌を悪くしたらしい。アーバインと共に幾度となく激戦をくぐり抜けてきたが、レイヴンのジェノブレイカーとの戦いで致命傷を受けて動けなくなり、そんな折、帝国軍において開発されていたライトニングサイクスがテスト中に事故を起こし、メモリーバンクが損傷、そこでサイクスのメモリーをアーバインのコマンドウルフのメモリーバンクで修復する案が出され、コマンドウルフの戦闘データがサイクスに移植され、最初はかみ合わなかったものの、アーバインの気迫と共にシンクロ。サイクスの眼の色が緑からオレンジ色となり、ライトニングサイクスとして生まれ変わった。

バトルストーリーでは西方大陸戦争第二次全面会戦に登場し、ロブ基地を守るためにアイアンコングPKの攻撃を受けて撃破されたが、ゴジュラスジ・オーガを守り、覚醒させた。


※機体諸元は当時、発売された「ZOIDS Zi-024コマンドウルフ(アーバイン仕様)」より 目次へ移動する コマンドウルフAC(アタックカスタム) 
コマンドウルフAC
COMMAND WOLF AC
番号 RZ−042
所属 ヘリック共和国
チーム・ブリッツ(スラッシュゼロ
チーム・マッハストーム(フューザーズ
分類 オオカミ
全長 14.7m
全高 10.0m
重量 66.0t
最高速度 200km/h
乗員人数 1名
主な搭乗者 バラッド・ハンター(スラッシュゼロ
マスクマン(フューザーズ
武装 AZ2連装250mmロングレンジキャノン
スタビライザー×2
アシスタンスブースター×2
スモークディスチャージャー×2
エレクトロンバイトファング
対ゾイド2連衝撃砲
対人機関砲

コマンドウルフの火力強化型。共和国軍特殊工作師団416部隊(コマンドウルフACのみで編成された遊撃部隊。青いカラーリングから通称「青の軍」と呼ばれる)に配備されたゾイド。彼らは西方大陸戦争終結後、帝国軍の落ち武者狩りに従事し、その任務の完了後、閃光師団(レイフォース)に編入され、シャドーフォックスと共にライガーゼロをサポートする。ただし、機動力の面で不安が残るためか、主に火力を生かした支援砲撃戦を担当している。

バトルストーリーではトミー・パリス大尉が搭乗。アニメ『ゾイド新世紀スラッシュゼロ』ではチーム・ブリッツのバラッドが搭乗し、『ゾイドフューザーズ』ではチーム・マッハストームのマスクマンが搭乗している。

HMM(ハイエンド・マスターモデル)シリーズ

2008年7月発売のシリーズ第七弾。
シリーズオリジナル武装として前脚部のハードポイントに対人機関砲と2連衝撃砲が追加されている。


※機体諸元は当時、発売された「ZOIDS RZ-042コマンドウルフAC」「ゾイドフューザーズFZ-003コマンドウルフAC」より 目次へ移動する  コマンドストライカー  
コマンドストライカー
COMMAND STLIKER
番号 FZ-012
分類 オオカミ
全長 14.7m
全高 9.6m
重量 58.0t
最高速度 213km/h
乗員人数 1名
主な搭乗者 マスクマン(フューザーズ
武装 ザンブレイカー
マルチプルキャノン×2
中型ミサイルポッド×2
小型ミサイルポッド×2
エレクトロンバイトファング
ストライククロー×4
スモークディスチャージャー×2
Eシールド発生装置

アニメ『ゾイドフューザーズ』に登場。ノーマルのコマンドウルフにブロックスゾイド・レオストライカーユニゾンしたコマンドウルフの新形態。ユニゾンの際にカラーリングは青からグレーに変わり、背部にレオストライカーが変形した武装ユニットが装着される。

本編では第10話から登場。元仲間のマービスの罠に嵌り窮地に陥ったチーム・マッハストームのマスクマンのコマンドウルフACにシグマのレオストライカーがユニゾンして誕生した。ノーマル時よりも優れた反応速度と白兵戦能力でこの危機を脱し、以後はチームの新戦力として活躍した。

キットではアニメに登場したモビリティモードの他に、追加パーツを用いる事によりレオストライカー全てのパーツを装備したパーフェクトモードへの換装が可能となっている(ただしパーフェクトモードはアニメ未登場)。


※機体諸元は当時、発売された「ゾイドフューザーズFZ-012コマンドストライカー」より 目次へ移動する コマンドウルフLC(ロングレンジカスタム)  
コマンドウルフLC
COMMAND WOLF LC
番号 GZ−003
EHI-3(ゼネバス仕様)
分類 オオカミ
全長 14.7m
全高 8.6m
全幅 5.9m
重量 48.0t
乗員 1名
最高速度 200km/h
武装 ロングレンジライフル
スモークディスチャージャー×2
エレクトロンバイトファング
ストライククロー×4

コマンドウルフにロングレンジライフル(アーバイン仕様と同等のもの)を搭載させたカスタム機。大型砲を搭載したため、機動力は落ちているが、命中すれば大型ゾイドをも一撃で撃破できる破壊力を持つ。

HMM(ハイエンド・マスターモデル)シリーズ 2007年7月発売の限定品。
HMMシリーズでは、ゼネバス帝国がシールドライガー部隊への対抗措置として、あらゆる手段で入手または鹵獲したコマンドウルフを、制式に採用したというHMMシリーズオリジナルの設定を起こしてリリースされた。
入手が困難な共和国製の部品を得る為に、撃破した敵機の残骸を漁る姿から、共和国側からは「ハイエナコマンド」と仇名されている。
※機体諸元は当時、発売された「ゾイドジェネシスGZ-003コマンドウルフLC」より 目次へ移動する

関連項目

 読み込み中...

ブログレシピコミュニティお小遣いふくびき壁紙写真

Copyright(C)2008 GMO Media, Inc. All Rights Reserved.