読み込み中...スクーリング(schooling)とは、「学校という場で学ぶこと」を原義とするが、学校教育場面で言う場合は、通信教育によって学んでいる人が、教室で教員と直接対面して授業(講義、演習、実験・実習・実技)を受けることをいう。日本において「スクーリング」は、高等学校通信教育(高等学校の通信制の課程など)における面接指導(めんせつしどう)や大学通信教育における面接授業(めんせつじゅぎょう)を包括した概念と考えられることが多い。
学校の校舎まで行けなくても、東京や関西の大都市圏にある学校を中心に、教員が地方の主要都市まで出向いて、大手予備校の教室や地元の生涯学習センターの会議室などを借りて、出張してスクーリング(面接授業)をしているケースも多い(地方スクーリング)。協力校スクーリングは、大学の通信制教育でも行われている例がある。
2007年、すべての授業をインターネットを通じて行うサイバー大学が開校したように、インターネットを利用する高等学校通信教育や大学通信教育が現実のものになりつつある現在では、直接教室で向かい合っての教育機会も変わっていくことを余儀なくされることになるとも考えられている。
反面、通信制高校の体育等の実技や課外活動では、向かい合っての教育機会は貴重であることは変わりないものと思われる。
ちなみに大学通信教育において「メディアを利用して行う授業」(メディア授業)は、法令上面接授業(スクーリング)と同等に卒業の要件に含まれている。これにより印刷授業等と併せて、卒業の要件として修得すべき単位数(124単位のうち30単位以上)をメディア授業により修得することで、当該授業を行う教室に一切出席をせずに卒業することができる大学も増えてきている。一方でメディア授業を、一定単位数内でしか卒業に必要なスクーリング単位として認めない大学もある。
また、特別支援学校では、訪問部の児童・生徒が登校する場合もスクーリングである。