読み込み中...『ワルキューレの冒険 時の鍵伝説』(-ぼうけん ときのかぎでんせつ)は、1986年8月1日にナムコ(現・バンダイナムコゲームス)よりファミリーコンピュータ用ゲームとして発売されたアクションロールプレイングゲーム。キャラクターデザインは冨士宏。
1998年9月23日発売のプレイステーション用ソフト『ナムコアンソロジー2』にオリジナル版(ファミコン版のエミュレート)とグラフィックやアクション性を強化したリメイク版が収録されている。また、2006年から2007年にかけてiアプリ、EZアプリ、S!アプリ版が順次、配信されている。2007年3月20日よりファミコン版がWiiのバーチャルコンソールで配信開始された(500ポイント)。
はるか昔マーベルランドの住民達は永遠の命を持っていた。人々は地上に溢れ、飢えと争いで憎しみの日々が続いた。人々の心に悪魔が宿ったのだ。そんな有様を見かねた神は、この地に大きな時計を築き、全ての者に生まれ、そして去るべき“時”を決めた。神は、人々にその“時”を守ることを約束させると、大時計に“時の鍵”を差し込んだ。そして人々にとりついた魔物達を時の狭間に追いやり、二度と出て来られない様にした。人々は命に限りがある由に、哀れみと労わりを知り、仲良く暮らし始めた。マーベルランドに平和な日々が続いた。しかしある夜、死を恐れた男が“時の鍵”を抜き取ってしまう。程なくして、針がくるくると回り時代が逆流し始めた。そして、時の狭間においやられた悪の化身ゾウナが甦ってしまった。ゾウナは“時の鍵”を手に入れ、時を思うがままに操り、マーベルランドのあちこちに魔物達を放った。魔物達は町や村を破壊し、人々の魂を奪ってゾウナに捧げた。恐怖と絶望の闇に包まれるマーベルランド。人々の救いを求める声は天を舞い、その声は、神の子“ワルキューレ”の胸に木霊した。ついに、見かねたワルキューレは人間の姿に身を転じ、下界に降り立った。ワルキューレは地上を救うため、そしてゾウナを再び封印するために時の鍵を探す冒険に出る。
などのロールプレイングの要素も盛り込まれていた。
昼と夜の概念があり、夜になると敵が強くなったり、ある場所で一晩を明かすとイベントが起きたりする。
ゲームスタート時に星座と血液型を入力する。星座、血液型によって成長速度が異なるシステムとなっている。
攻撃方法は剣と魔法。
ゲームの中断は、宿に泊まった際に表示されるパスワードを再開時に入力する方式となっていたが、再開時には重要なもの以外のアイテムが無くなるというシステムになっていた。
任天堂VSシステム向けのアーケード版も存在する。全くの同内容で、パスワードも共通であるが、制限時間が設定されており、それを過ぎると永久パターン防止キャラクター(白い敵キャラクター)が出現して宿やショップが使えなくなる。
ゲーム中はキャラクター同士の会話が一切なく、ノーヒントのため、攻略本が無いとクリアが非常に困難であったことで知られる。攻略本はケイブンシャ・徳間書店・双葉社より刊行された。
ゲームの中断がパスワードだったが、一定の位置の文字を入れ替えることによって様々な効果が現れるといった裏技が発見され、当時のゲーム雑誌をにぎわせた。
富士宏のワルキューレの降誕によると、ゲームの主人公であるワルキューレは俗に言う北欧神話に登場するワルキューレではなく、元々名前が無かった女神が鎧を着た際に、北欧神話のワルキューレの姿にそっくりだったからその名で呼ばれる事になった設定になっている。ちなみにワルキューレの降誕の世界設定はラグナロクの後という事になっており、そのラグナロクを生き延びた正真正銘のワルキューレ”達”も登場している。
のちに続編として『ワルキューレの伝説』が、アーケードゲームで発表された。その他いくつかのスピンオフ作品がある。
1988年には、本作の内容をベースとしたゲームブック(全3巻、著:本田成二)が創元推理文庫より出版されている。主人公(プレイヤー)はワルキューレの後を追って旅に出た冒険者で、ワルキューレは2巻目の終盤まで登場しない設定となっている。
他には、ナムコからボードゲームが発売されている。
なお、1989年にMSX2で続編「ワルキューレの冒険II 遥かなる時の扉」(仮称)の製作が発表され「ディスクステーション」(コンパイル)第4号にデモが収録された他『マイコンBASICマガジン』(電波新聞社)では敵キャラクターのデザイン募集も行われたが、発売中止になっている。
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