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名探偵コナン

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より

名探偵コナン』(めいたんていコナン)は、青山剛昌漫画作品。『週刊少年サンデー1994年5号より連載が開始され、2008年現在の『週刊少年サンデー』連載作品の中では最も長期の連載となっている2001年、第46回(平成12年度)小学館漫画賞少年向け部門受賞。

概要

謎の組織によって体を小さくされた高校生探偵が、数々の難解な事件を解決していくさまを描いた推理漫画。多くの登場人物の間に絡ませた恋愛描写もあり、幅広い年代に読まれている。1996年から放映が始まったテレビアニメも高い人気を保つ。

漫画・アニメ共に、世界各国で親しまれている。タイトルの英語表記は『Detective Conan』で、他の言語もそれに従うものだが、米国版のみ『Case Closed』というタイトルになっている。

青山の前作『YAIBA』の終了から4週間(前半2週間はスクウェアライブ・ア・ライブ』キャラクターデザインを挟んだため、実質2週間程度)の準備期間を経て、連載が始まった。

あらすじ

高校生にして日本屈指の名探偵・工藤新一は、幼馴染みの毛利蘭と遊園地へ遊びに行く。新一はそこで謎の組織の取引現場を目撃するが、組織のもう一人の仲間に気付かず殴り倒されてしまう。新一を殺すために組織の男が飲ませた毒薬は何故か新一を幼児化させてしまった。小さくなった新一は正体を隠しながら謎の組織を追うために、周りには新一の親戚、江戸川コナンだと名乗る。父親、毛利小五郎が探偵をやっている蘭の家へ居候し、謎に包まれた黒の組織を追うため、探偵として事件を解き続ける。

評価と人気

原作が始まった1994年当時は、1992年に『週刊少年マガジン』で連載が始まった「金田一少年の事件簿」を契機とした「ミステリー漫画ブーム」となっており、『週刊少年ジャンプ』で連載が始まった「人形草紙あやつり左近」・「心理捜査官草薙葵」、『コロコロコミック』の「秘密警察ホームズ」と並んで、当初の世評は「金田一の二番煎じ」に過ぎないというものであった。しかし、作者のポップな画風や、ラブコメにマッチした登場人物、江戸川コナンの人物設定等が『少年サンデー』読者に広く支持されていく事となる。また、これらのミステリー漫画の中で最も早くアニメ化され、アニメが大ヒットした事も手伝って、結果的に推理ものの流行の火付け役であった「金田一〜」の連載が一旦終了した後も連載が続く『サンデー』屈指の大ヒット作品となった。

また、少年サンデーコミックスは毎月17日頃に発売となっているが、この作品の単行本は5日頃発売となっている。

作品構造

作品の流れ

主人公である工藤新一が、江戸川コナンにされてしまった体を元に戻して日常を回復するというのがこの作品の主軸であり、元の体に戻るべく「黒の組織」という巨悪の謎を解き立ち向かっていくというのが本作の大きな流れである。この大きなストーリーの上で数々の事件が起こっていくわけであるが、事件のほとんどは組織とは関係ない。そのため巻数を重ねても組織の正体が少しずつしか見えてこず、非常に長い伏線が張られていることが多々ある。主要人物の一人、灰原哀は、2巻の「10億円強奪事件」でその存在が示唆され、テレビアニメでは黒の組織が関わらない原作と異なる結末であったため、灰原登場直前に別エピソードが放送された。初登場は18巻である。黒の組織の幹部・ベルモットの正体に関しては、24巻の「暗闇の中の死角」、「黒の組織との再会」から42巻の「黒の組織と真っ向勝負 満月の夜の二元ミステリー」(すべてアニメ版タイトル)まで続く非常に長い伏線となった。

作品中に発生する事件は殺人事件(未遂もあり)が最も多く、その動機は多くが復讐である。主人公等の探偵達は罪を犯した犯人に対して自殺を思い留まらせようとしており、殆どの犯人は自殺をしていない。原作で実際に自殺をした犯人は現在の時点で二人だけであり(未遂は何人かおり、また犯人が別の人間に殺された事例はある)、そのことはコナンにとって大きなトラウマになっている。同じ殺人事件を扱う金田一少年の事件簿では犯人が自殺又は殺害される例が幾度かみられるが、その違いが強調される。実際に、単行本内の作者のコメントでも「推理で自殺に追い込むなんて殺人犯と一緒じゃないか」とコメントしている。

作中における探偵像

現実の日本では「探偵」は公認資格ではなく“自称”である。犯罪に付いて調べる事は法律に違反しない限り警察官以外でも可能だが、現行犯を除き「逮捕」は出来ない(現行犯であっても法律に違反する可能性がある事や危険を避ける為にも「通報」を第一に考えなければならない)。この漫画・アニメでの探偵の捉え方は日本の「探偵」ではなく、「名探偵」、即ちシャーロック・ホームズを初めとする衆に抜きんでた能力を持つ主人公としてのそれである。この為、作中世界の描写は西欧やアメリカのミステリー小説を意識したものが多く、主人公達の住んでいる架空の町の町名も西欧の探偵小説にゆかりの名称のもじりである。またこの主人公達の住む町そのものも西欧の探偵小説を強く意識したデザインがなされている。

一方でそれらの作風に現実の日本警察の描写が挟まれる事もあるが、そもそも探偵自体が日本の社会では「名探偵コナン」の探偵の姿とは全く異なる存在なので、現実味のある描写が描かれる際には非常にミスマッチな雰囲気となっている。特に警察と探偵が一緒に犯罪捜査している場面は現実離れし過ぎていて荒唐無稽な雰囲気が強く醸し出される描写にならざるを得なくなっている。

作中における人間関係

推理漫画でありながら、登場人物間の関係についての話も大きな位置を与えられている。黒の組織についての話が数話置きに挿入されるのと同じくらい、登場人物同士に着目した話が書かれている。しかし、物語が進み黒の組織の内部が明らかになるに連れて両者が混合しつつある。

登場人物の関係では殆どが、コナンを取り巻く人々や警視庁刑事らの恋愛が問題になる。また作者自身もこの作品を「殺人ラブコメ漫画」と称している。多くの登場人物の関係が、昔からの知り合いという設定であり、人間関係を円滑に描けるようになっている。また、そのような人物間では過去の出来事に基いた挿話がしばしば行われる。対して、話が進んでから登場した人物の場合、作品の主な時間軸の中で物語が発展する為、当初からの人物とのそれに比べて関係の変化は著しく早い。この場合、例えばコナン=新一は、コナンという人格において新一や蘭を中心にした作品内の世界の中では「新しい」人物であり、少年探偵団、特に吉田歩美や灰原哀との関係において、その関係の変化のペースは早い(コナンが帝丹小学校に入学したのは通巻第10話であるが、少年探偵団結成は第36話である)。しかし、新一という人格においては、新一と蘭は幼馴染であり、既にある関係の中の「旧い」人物である。この旧い関係を起点に、新しい人物を交えて新たな関係が続々と創出されているのが、作品の大きな特徴となっている。

作中における時間軸

作中の時間は『サンデー』掲載時の季節を追うが、新一や蘭らはずっと高校2年生のままである。作者はこのことについて「サザエさんと同じ」とコメントしている。特定の日付や、クリスマスバレンタインデー等日付が特定されるような出来事は、一回限りでしか登場しないという配慮が見られるが、初期は一部間違いもあるようで2度ほど文化祭が行われてしまっていたり、クリスマスプレゼントを贈っている回が複数回存在している。また、テレビアニメ版も放送時の季節に合わせることが多く、原作では冬に起こった事件が放送日に合わせて夏になったりする場合もある。

なお、テレビアニメでは第400話「疑惑を持った蘭」において、新一が小さくなってからまだ半年も経っていないということが初めて明言された。映画『探偵たちの鎮魂歌』のパンフレットによると、アニメ第400話の設定を改めて実感させるように、声優陣はまだ新一が蘭の元から居なくなって半年だという事を考えながらアフレコを行っているという。その後、原作においてもコミックス58巻収録の「赤井の過去」の話の時点で、10億円強奪事件(コミックス2巻収録「行方不明の男」〜「悪魔のような女」、アニメ第128話「黒の組織10億円強奪事件」)で宮野明美が殺されてからまだ数ヶ月しか経っていないことが語られた。

また、作中に登場する道具類も変化している。新一としての連絡手段は時代が進むにつれて小学生でも携帯電話を持つ時代となってからは、初期の公衆電話やイヤリング型携帯電話などが使われなくなってしまっている。また、連載当初は手帳型であった警察手帳も、現実世界では2002年10月1日から警察手帳が新しくなりバッジ型に変わったのに合わせ、特に説明もなく警察手帳が新型のバッジ型手帳へと変更されている。他にも、「容疑者・毛利小五郎」の話では弁護士である妃が殺人罪の量刑を「死刑又は無期若しくは三年以上の懲役」と述べているが、それが描かれた後の2004年刑法改正で「死刑又は無期若しくは五年以上の懲役」となったりしている。このように、連載の長期化および時間設定がもたらす現実世界と本作の世界のずれと言えるものは多数に上る。

作中で使用される言葉

少年漫画でありながら、子供が理解できるとは思えない言葉や情景が描かれていることが多い。

例を挙げると、ある事件の解明シーンで使用された「色情魔」という言葉やジンとベルモットの肉体関係を暗示する情景の映写などがあり、この作品が大人向けでもあると言われる要因の一つとなっている。これらはテレビアニメ化される際修正もしくはシーン自体が削除されるケースが多く、前述の「色情魔」は「浮気男」に修正、ジンとベルモットの間柄についてのシーンは削除されている。この他原作でよく使われる「死体」というセリフも、アニメでは「遺体」に変更されている。

他作品とのリンク

作中には、青山剛昌の他作品のキャラクターが出演することがある。最も有名なのは『まじっく快斗』の怪盗キッドで、もはやレギュラーと言える存在になっている。同作品からは黒羽盗一、中森銀三、白馬探、中森青子といった人物も各々主要な役で出演しており、アニメ版ではそれに加え寺井黄之助、小泉紅子、桃井恵子といった人物も登場している。

YAIBA」に関しては、こちらを参照のこと。その他、『4番サード』の長島茂雄と稲尾一久がコナンたちが観戦しに行った夏の甲子園決勝戦に登場した。また、「夏のサンタクロース」は、コナンと蘭が見に行った映画として、題名だけ出ている。

これ以外に『サンデー』や『コロコロコミック』の企画によるOVAでの共演もある(後述)。

登場人物

以下の人物・団体は個別項目を参照。

用語解説

黒の組織
新一の身体を毒薬・APTX4869で小さくしたジンやウォッカが所属する国際的犯罪組織。
APTX4869(アポトキシン4869)
黒の組織が新開発した検死しても体内から検出されない毒薬。まだ試作段階で、薬の副作用により偶発的に身体を幼児化させることがある(その際、服用者は死亡しない)。開発者の灰原曰く動物実験段階でたまに幼児化するマウスがいたとのこと。「アポトキシン」の「アポ」とは「アポトーシス」のことであり、プログラム細胞死を利用した薬らしい。
組織の者により4869をもじり「シャーロック」、「出来損ないの名探偵」という俗称があった。
身体が幼児化している者が風邪にかかっている状態で「白乾児」を飲むと一時的に元の身体に戻る現象がある。
白乾児(パイカル)
アンチAPTX4869効果を持つ(これ自体は作中設定で現物とは異なる)中国の強い酒。作中で何度か話題に出ており、そのいずれもが服用者が風邪気味状態の時に使用されている。風邪状態でなければいけないのか(作中では免疫抗体が出来たということになっている)、コナンの場合二度目には効果がなかった。灰原が白乾児の成分を参考に一時的な解毒剤(試作品)を開発した。

道具

以下の物は全て、協力者である阿笠博士が探偵としてのコナンを助ける為に開発した発明品。

腕時計型麻酔銃
スイッチを押すと麻酔針が飛び出す。針は1本しか収納出来ない。主に小五郎などを眠らせて推理をする時や、犯人逮捕をする際に使用する。麻酔は、首等に当たるとほぼ瞬間的に効果が現れるが、服等を介すると効果が現れるまで少々時間がかかる。キーケースなど、無生物に命中すると針はそのままだが、生物に命中するとほぼ瞬間的に消滅する映写があり、メカニズムについては不明。原作者曰く「(麻酔針は)地球に優しい素材で出来ている」。懐中電灯並みの明るさを持つライトも内蔵されており、麻酔銃がないものは少年探偵団員も所有する。また、灰原は予備の麻酔銃を所持している。
犯人追跡メガネ
コナンがかけているメガネ。度は入っておらず、いわゆる伊達眼鏡である。左の蔓にあるスイッチを入れるとアンテナが伸び、発信機の現在地が分かるようになっている。バッテリーの持ち時間が短いのが弱点であり、肝心な時にバッテリー切れを起こすことも多い。また、赤外線望遠鏡機能(劇場版『天国へのカウントダウン』で登場し、のちに原作にも登場)もある。透明なガラスに映像を投影するというシステムはHUDと同じである。
右の蔓の先端には盗聴器が付いている。組織編での使用が大半であるが、その場合途中で気付かれ潰されることもある。
犯人追跡メガネ発信器
発信機はシールになっているのでどこでも容易に取り付けられる。普段はジャケットのボタンに付けており、10枚ほどを常備。半径20kmまで探知可能。
弁当型携帯FAX
単に市販のハンディファックスを弁当箱に組み込んだだけのもの。ご飯部分の梅干しが起動スイッチになっている。なぜかおかずは本物(博士の手作りの様子)。今のところ1回しか登場していない。
蝶ネクタイ型変声機
ネクタイの裏に付いているダイヤルを回して、様々な声を出す事が出来る。小五郎等を眠らせた後、この道具を使って推理を披露する。因みに小五郎の声は59番。音量を調整する事も出来る。
ボタン型スピーカー
蝶ネクタイ型変声機の声を飛ばせる。裏はシールになっている。
キック力増強シューズ
コナンがいつも履いている赤いスニーカー。側面のスイッチを入れると電流によって足のツボを刺激し、キック力を高める事が出来る。但し靴自体は強化されていないので、金庫等重いものを蹴ると反動で足は痛む。電流を使用した時には、靴の側面などから放電を行っている映写がある。初登場時は(物語初期でシリアスさが薄いこともあってか)レベル「中」でサッカーゴールを突き抜けて木を真っ二つにする程凄まじい破壊力を持っていた。
イヤリング型携帯電話
イヤリング型の小型携帯電話。蝶ネクタイ型変声機の音を飛ばす事が出来る。携帯電話の使用頻度が高まったため、今は全く使われていない。なお、コミックス29巻「謎めいた乗客」事件で犯人に奪われてしまっている。
伸縮サスペンダー
スイッチを入れると自由に伸び縮みするサスペンダー。重い扉を開けたりする事も出来る程強力。主に劇場版・アニメオリジナルストーリーで登場。原作では今のところ1回しか出ていない。
探偵バッジ(DBバッジ)
探偵団が所有しているバッジ。シャーロック・ホームズのシルエットと「DB(DETECTIVE BOYS)」の文字が記されている。超小型トランシーバが内蔵されており、メンバー同士の交信に用いる。交信範囲は半径20km。また発信機も内蔵されており、追跡メガネで受信できる。少年探偵団の名前の由来から、江戸川乱歩少年探偵団」シリーズに登場する鉛製のコイン『BD(Boys Detective)バッジ』を踏襲したものであることが伺える。
腕時計型ライト
蓋を回すことで発光し懐中電灯のようにして使用できる。少年探偵団のメンバーが所持しているが、コナンのものは腕時計型麻酔銃と同一品である。
ターボエンジン付きスケボー
太陽電池を使って走るスケートボード。主にアニメオリジナルエピソードや劇場版、特別編で犯人追跡等の用途で用いられるが、原作中に登場したのは今のところ1度のみで最後は大破している。劇場版でも壊れてしまう事が多い。『世紀末の魔術師』でソーラーバッテリーが組み込まれ、昼間に充電をしておけば夜間でも30分程度なら走れるように改良された。また『探偵たちの鎮魂歌』で排気量(出力)が大幅に上がり、乗用車並みの速度で走れるようになった。
マスク型変声機
蝶ネクタイ型変声機の風邪マスク版。灰原が使用した。
どこでもボール射出ベルト
一見ただのベルトに見える(阿笠博士談。しかしどこからどう見てもただのベルトには見えない)が、ダイヤルを合わせてボタンを押すと、特殊なゴムガスが注入されサッカーボールが射出される。ボールには伸縮自在のゴムを使用しており、注入するガスの量次第でアドバルーン大にもなるが、ゴムの性質上ベルトから離れたら10秒程度しか形を保っていられない。
ボイスレコチェンジャー
コナンの為に造ったものではなく、一般販売するためにバンダイ(作中設定だが、同社より実際に発売されたこともある)の特殊科学班との共同開発(蝶ネクタイ型変声機のおもちゃ版)。自分の声を録音でき、子供の声から大人の声まで出せるペン。アニメ版では、仮面ヤイバーが描かれたカード型の道具に変更されており、名前も「ヤイバーレコチェンジャー」となっている。
ノート型電子マップ
外見は普通の算数ノート。原作未登場で、特別編でのみ登場。
風邪を引いた時と同じ症状を出す薬
劇場版『迷宮の十字路』に登場。小形の箱に入っており、ほかに酒を飲んだ際すぐに顔が赤くなる薬や、腹がなるのを抑える薬がある。水がなくても飲め、種類によって色分けされている。コナンはこれと灰原の作ったAPTX4869の解毒薬を飲み、一時的に新一の姿に戻ることに成功した。
盗聴機能付きカフスボタン
劇場版『水平線上の陰謀』に登場。一見ただのカフスボタンだが、盗聴器が仕込まれている。小五郎にセンスのいいカフスボタンだと勘違いされ、取られてしまった。
小型酸素ボンベ
劇場版『紺碧の棺』に登場。棒状で中心部を口にくわえる。約10分間の使用が可能。「007 サンダーボール作戦」のパロディ品。作者自身、007のファンである。

特別編

小学館の学習雑誌、小学四年生、五年生、六年生にて連載されており、単行本はてんとう虫コミックスにて発刊。原作とは一線を画したオリジナルストーリーで、アニメ化されたことも第86話の「誘拐現場特定事件」、第113話「白い砂浜殺人事件」の2度しかない。原作者・青山剛昌は原案となり、作画は以下の3組にて行われている。
山岸栄一
青山のアシスタントであり、最も原作に近いと言われる。原作でもモブキャラを描いている。アニメ化された2エピソードは、どちらも山岸のもの。原作では蘭や小五郎、少年探偵団ら他の人物と行動を共にすることが多いコナンだが、山岸の作品ではコナンが単独で行動し、事件を解決していく場合が多い。
阿部ゆたか・丸伝次郎/プロット:平良隆久
絵が少女漫画に近い。しばしばキャラクターの設定が原作とずれていることがある。また、最近では服部平次など準レギュラーキャラも登場するようになった。
太田勝と江古田探偵団 → 太田勝・窪田一裕
山岸、阿部・丸版と異なり初期から服部平次や怪盗キッドなど原作のキャラが多く登場しており、特に少年探偵団の出番が多い。また、窃盗などの殺人以外の事件や、事件ではなくコナン達が謎解きのイベントやゲーム感覚の暗号に挑戦する回もある。

アニメ

劇場版

テレビドラマ

第1弾

10周年特別企画のファイナルとして、2006年10月2日に『名探偵コナン10周年ドラマスペシャル「工藤新一への挑戦状〜さよならまでの序章(プロローグ)〜」』として初の実写ドラマ版を放送。新一が薬を飲まされる前のストーリーで、帝丹高校の修学旅行中発生した事件に新一が挑む。平良隆久により小説化された(ストーリーはドラマ版とはやや異なる)。地上デジタル放送では16:9の画角でハイビジョン放送された。視聴率は13.4%。

ストーリー

新一の学校では、3日間の修学旅行の計画が進んでいた。その前日、新一の元に1通の挑戦状が送られる。そこには、『修学旅行中、クラスメートの誰かを誘拐する。もし、守れなかったら「高校生探偵」の名前を返上してもらう。』と書かれていた。そして当日、新一のクラスは遊覧船に乗って湖上クルージングをしていた。そんな中、激しい水音が響き、船上は大混乱になる。だが、それと同時に園子の姿が消えていた。

キャスト

声優 映像のみ
  • 怪盗キッド - 爆弾が空で爆発したときの上空で一瞬だけ飛行していた

放送時間

ytvでは事前特番「名探偵コナン エピソードゼロ コナン誕生の秘話」が、日本テレビではそれにあわせて「ジェットコースター殺人事件」の再放送を行った。
  • ytv:2006年10月1日13:05 - 13:30
  • 日本テレビ:2006年10月2日15:55 - 16:53
4時間ぶっ通し「10周年記念・コナン祭り」
  • 同日18:45 - 20:54劇場版「天国へのカウントダウン
  • 同日21:00 - 22:48「工藤新一への挑戦状〜さよならまでの序章(プロローグ)」

第2弾

2007年12月17日に第2弾として、『工藤新一の復活! 〜黒の組織との対決(コンフロンティション)〜』が放送された。コナンが新一の体に戻ったときのエピソードが描かれ、今作で初めてコナンと灰原が実写化となった(ただし、声はアニメ版の担当声優である高山みなみと林原めぐみが吹き替えている)。視聴率は11.9%。

ストーリー

蘭とコナンと阿笠博士と灰原は、鈴木財閥の高級ホテルのオープニングセレモニーに招待された。だが、そこでミス・ジャパネスク受賞祝賀パーティーが行われる直前、ミス・ジャパネスクに輝いた寿かれんに脅迫状が届いた。そんな中、コナンと灰原の身体に異常が起こった。パーティーで出されたケーキには、必要以上のアルコールの成分が含まれ、それが作用してコナンは工藤新一に、灰原は宮野志保に戻ったのだ。その後、セレモニーの休憩時間にかれんが行方不明となったが、本番3分前に無事に見つかり、かれんによるピアノリサイタルが無事に始まったかのように見えた。だが、彼女の姿は操り人形のように宙吊りになっていて彼女の胸にはナイフが突き刺さって糸が切れ、かれんはステージに叩きつけられた。新一と灰原は必死に事件の捜査を始めるが、その背後には黒の組織の影が迫っていた。

キャスト

第2弾で初めて登場する人物のみ。 声優

放送時間

スタッフ

小説

青山剛昌のアシスタント・谷豊により著された。
  • 甲州埋蔵金伝説(2005年5月)
  • 殺人交響曲(シンフォニー)(2006年3月)
  • 江神原の魔(2008年7月11日発売)※約2年ぶりのオリジナルストーリー。

小説特別編

原作 - 青山剛昌・ドラマシナリオ - 渡邉睦月・小説 - 平良隆久、ドラマ版ノベライズ本
  • 工藤新一への挑戦状〜さよならまでの序章(プロローグ)(2006年9月25日発売)
  • 工藤新一の復活! 黒の組織との対決(2007年12月12日発売)

ゲーム

ワンダースワン

ゲームボーイ&ゲームボーイアドバンス

プレイステーション&プレイステーション2

Wii

  • 名探偵コナン 追憶の幻想(ミラージュ)(2007年5月17日発売)
キャスト/江戸川コナン - 高山みなみ毛利蘭 - 山崎和佳奈毛利小五郎 - 神谷明灰原哀 - 林原めぐみ吉田歩美 - 岩居由希子小嶋元太 - 高木渉円谷光彦 - 大谷育江服部平次 - 堀川りょう遠山和葉 - 宮村優子、甲斐忠樹 - 小山力也、甲斐詩子 - 高田由美、黒崎鏡一 - 宮野真守、花山エミリ - 新谷良子、花山リンダ - 千葉紗子、荻野俊作 - 三宅健太、的場ユリ - 浅川悠、及川恵 - 玉川紗己子、春日もえ - 仙台エリ、今泉直也 - 陶山章央

ニンテンドーDS

  • 名探偵コナン 探偵力トレーナー(2007年4月5日発売)
  • 名探偵コナン 消えた博士とまちがいさがしの塔(2008年4月3日発売)

攻略本

  • 名探偵コナン 疑惑の豪華列車 公式ガイドブック
  • 名探偵コナン 呪われた航路 公式ガイドブック
  • 名探偵コナン 狙われた探偵 GBA公式ガイドブック
  • 名探偵コナン 暁のモニュメント GBA公式ガイドブック
  • 名探偵コナン 公式ガイドブック 「同級生殺人事件」電脳推理ファイル
  • 名探偵コナン 3人の名推理 公式ガイドブック
  • 名探偵コナン 大英帝国の遺産 公式ガイドブック
  • 名探偵コナン 魔術師の挑戦状! 完全攻略本

楽譜本

  • 名探偵コナン ピアノ・ソロ・アルバム(ドレミ楽譜出版社
  • 名探偵コナン ピアノ・ソロ・コレクション(ドレミ楽譜出版社)
  • 名探偵コナン テーマ曲集 やさしく弾けるピアノ・ソロ(ドレミ楽譜出版社)
  • 名探偵コナン テーマ曲集2 やさしく弾けるピアノ・ソロ(ドレミ楽譜出版社)
  • 名探偵コナン ヒストリー・ソング・アルバム やさしく弾けるピアノ・ソロ(ドレミ楽譜出版社)
  • 名探偵コナン ピアノ・アルバム TV主題歌編 やさしく弾けるピアノ・ソロ(ドレミ楽譜出版社)
  • 名探偵コナン ピアノ・アルバム 劇場版主題歌編 やさしく弾けるピアノ・ソロ(ドレミ楽譜出版社)

鳥取県北栄町とコナン

作者の青山剛昌の出身地、鳥取県東伯郡北栄町ではコナンを町のシンボルとして登用しており、町内各所にコナンのブロンズ像があるほか、青山剛昌ふるさと館も設置されている。また北栄町役場で発行される広域交付住民票にはコナンのイラストや透かしが入っており、好評を博している(詳細は住基ネット巡りを参照)。

関連項目

脚注

外部リンク


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