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売上高

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より

売上高(うりあげだか)とは、企業会計で用いられる収益区分の1つで、売上ともいう。商品サービスの提供など、企業の主たる営業活動によって得た収益をいう。業種により特有の科目を用いる場合もある(建設業の「完成工事高」など)。

売上総利益の計算

期末の売上高勘定の貸方残高から、売上総利益が計算される。

売上総利益 = 売上高−売上原価 = 売上高−(期首繰越高+当期仕入高−期末棚卸高)

商品売買の記帳方法

商品売買の記帳方法には、分記法、三分法、総記法の3つがある。

  • 分記法
 商品の仕入時に商品勘定の借方に仕入原価で記入し、商品の販売時に商品勘定の貸方に売り上げた商品の仕入原価を、売価と仕入原価の差額を商品販売益勘定の貸方に記入する方法。

分記法による場合、決算整理仕訳を行う必要がない。

  • 総記法
 商品の仕入、販売を商品勘定だけで記入する方法。(決算時にのみ、商品販売益勘定も使用する)

商品を仕入れたときは、商品勘定の借方に仕入原価で記入し、商品を販売したときは、商品勘定の貸方に売価で記述する方法。

決算整理までは商品売買を繰り返すごとに商品勘定の貸方がふくらんでいくのが特徴。

総記法の総記とは売上原価と売上総利益を商品勘定の中に総記するという事である。

決算時に商品勘定の貸方合計から売上総利益だけを商品販売益に振り替える。 (借方)商品xx(貸方)商品売買益xx ・・売上総利益 この一本の仕訳をすることで利益が確定し、それと同時に商品勘定の残高が借方に逆転するかゼロになり、 どんな場合でも貸方残高となることはない。

商品売買益勘定の出現により売上総利益が確定し、それと同時にこの商品勘定の借方残高が期末商品棚卸高と一致する。

  • 商品分割法
 商品分割法には以下の3つがある。
  • *三分法
 商品取引を仕入勘定(費用)、売上勘定(収益)、繰越商品勘定(資産)の3つの勘定に分けて記入する方法。
  • *五分法
 三分法の3勘定に加えて「仕入値引・戻し」勘定と「売上値引・戻り」勘定を用いて記述する方法。
  • *七分法

 五分法の「仕入値引・戻し」勘定を仕入値引勘定と仕入戻し勘定に、「売上値引・戻り」勘定を売上値引勘定と売上戻り勘定に分割して記述する方法。

従って、売上勘定を使用するのは商品分割法のみである。

計上基準

 商品は販売基準で売上を計上する。販売基準には出荷基準と検収基準がある。
  • 出荷基準
 商品を倉庫から出したとき、トラックなどに積み込んだとき、得意先の指定する場所に搬入したときなどに計上する方法。
  • 検収基準

 得意先が検収した日に計上する方法。

 その他、検針基準、取付完了基準などがある。

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