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日中友好協会

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より

日本中国友好協会日中友好協会)は、日本中国との友好関係に関わる団体である。1966年、中華人民共和国中国共産党政権)における文化大革命(文革)の評価をめぐる対立により2つのグループに分裂し、同協会を名乗る団体は現在でも2つある。

# 社団法人日本中国友好協会 - 東京都千代田区神田錦町一丁目に本部を置く団体。 #:主流派であり、分裂してからは「日中友好協会(正統)」(もしくは「日中友好協会(正統本部)」)を名乗っていたことがある。文革当時は中国政権を支持する態度を示した。 # 日本中国友好協会 - 東京都千代田区西神田二丁目に本部を置く団体。

#:日本共産党が支援した非主流派で、分裂後のもう一方の団体。

本項では便宜上1を(主流派)と、2を(非主流派)とする。なお1と2はいずれも「1950年10月1日に創立」としている。

日本中国友好協会 (主流派)

社団法人日本中国友好協会(しゃだんほうじんにほんちゅうごくゆうこうきょうかい)は、東京都千代田区に本部を置く外務省アジア大洋州局中国課)所管の公益法人である。略称は日中友好協会(にっちゅうゆうこうきょうかい)。同会は、反日本共産党という面では共通していたが、同会にはさまざまな立場の人々がいたことから、ヘゲモニーをめぐり、幾度となく暴力行為が発生した。暴力行為に及んだ人物の中には、のちに連合赤軍に結集した人物もいたという。

日中友好協会(正統)の登場時には、日中共産党の関係悪化を受け、さまざまな団体が分裂したが、親中国共産党の立場であった分派には、「(正統)」の名を冠した団体も少なからず存在した。

団体データ

  • 主な目的:日本中華人民共和国双方の国民の友好関係の促進
  • 沿革
  • *1950年10月 - 設立
  • *2000年5月 - 社団法人格取得
  • 会長:加藤紘一
  • 本部所在地:東京都千代田区神田錦町1-4
  • 機関紙:日本と中国(タブロイド判8ページ、毎月3回(5日、15日、25日)発行、購読料1年間5,760円 半年間2,880円)

日本中国友好協会 (非主流派)

日本中国友好協会(にほんちゅうごくゆうこうきょうかい)は、1966年に分裂した一方の団体である。1950年設立当初のマークを使用していること、日中友好協会(正統)の側が、みずから日中友好協会の事務所から出て行ったことから、自分たちこそ主流派であると主張している。

団体データ

  • 設立:1950年10月
  • 会長:長尾光之
  • 本部所在地:東京都千代田区西神田2-4-1 東方学会ビル3F
  • 機関紙:日中友好新聞(タブロイド判4ページ、毎月3回(5日、15日、25日)発行、購読料1ヶ月400円)
  • 地方組織は「日本中国友好協会+地域名『連合会・支部』」となる。
  • 中国国際交流協会及び中国日本友好協会と友好関係を持っている。
  • 革新都政をつくる会に東京都連合会が参加する。

日中友好運動の分裂

文化大革命の評価をめぐって1966年に協会が分裂し、中国政権を支持する側(主流派)と日本共産党が支援する非主流派が分裂した。前者は文化大革命を国内問題であるとする一方、後者は国際問題であると規定した。中国政権を支持する側(主流派)に対しては日本共産党側勢力からは分派であるとみなされ「日中脱走派」と罵倒された。一方、中国政権を支持する側(主流派)側も、日本共産党寄りの非主流派に対し「偽日中」と規定した。当時の中国政権を支持する側(主流派)機関紙には文革を賛美する文書が多数掲載された。

関連項目

外部リンク

脚注

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