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高速道路催眠現象

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より

高速道路催眠現象(こうそくどうろさいみんげんしょう)とは、高速道路を走行中に起こりうる、眠気を催す現象のことである。単に「高速催眠現象」、または「ハイウェイ・ヒプノーシス」(En:Highway hypnosis)とも呼ばれている。

概要

高速道路の構造上、カーブが少なく信号機が無く単調であり、また走行中は同じ風景が続くために、運転意識の低下を招き、居眠り運転の原因となったり、目を開いていても判断力注意力が鈍ってしまう。この様な状態のまま運転を継続すると、追突事故などに繋がり非常に危険である。

アメリカにおいて、高速道路網が発達していった時代、天気がよく、見通しのいい高速道路で自殺同然の事故が多発したことで、調査・研究が行なわれ、この現象が見出された安斎育郎 『霊はあるか』(講談社 2002年9月20日)ISBN 978-4062573825

対策

高速道路に敷かれている白線には、通常の道路の白線とは異なって特殊であり、白線上を走行するとが鳴ったり、軽い振動が起こったりと眠気防止の対策が施されている。だが、これだけでは同士の追突事故は防ぎきれない。

また、直線で建設可能な地形であっても、単調になることを避けるためにあえてカーブ構造にする場合もある。日本で最初に開通した名神高速道路では平地部が多いこともあり、単調な長い直線部分が多く、この催眠現象を誘発しやすいとの検証で、その後の東名高速道路中央自動車道での路線策定の参考にされ、クロソイド曲線を多用する設計の指針ともなった。

対策としては、自己の心身を万全にしておくことである。高速道路に走行する前は体を十分に休めておく、疲れや不安を少しでも感じたならば早めにサービスエリアパーキングエリア等に入り、休憩や気分転換を図る、ガムを噛んだりコーヒーを飲む、また同乗者がいるならば会話をするなど、様々な方法が挙げられる。

脚注

関連項目

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