読み込み中...AERA(アエラ)は朝日新聞出版(2008年3月31日発行分までは朝日新聞社出版本部)が毎週発行する週刊誌である。正式には「朝日新聞ウィークリー AERA」という。
創刊は1988年(昭和63年)5月。「AERA」とはラテン語で「時代」の意。「日本初の本格的ニュース週刊誌」を標榜し既に日本版ニューズウィークは出版されていたが翻訳雑誌は含めないという意図らしい。、創刊当初の広告見出しは『ライバルは朝日新聞です』で、初代編集長と当時の朝日新聞社長が握手を交わすものであった。
創刊以来変わらないのが、写真家坂田栄一郎による表紙写真である。各界を代表する有名人の肖像が撮影されることが多い。誌面のフォーマットは、その週のニュースの中から特に印象的なテーマを選んでカラー写真を織り込んで掲載するビジュアル重視。政治的には基本的に親欧米路線。週刊誌には珍しくあまりネガティブな論調の記事は記載していないことに新しさがあった。
しかし、まもなく基本路線が、創刊当初とはいささか異なるものに変化した。結婚後、残業や転勤ができなくなった女性記者たちが配属される部署となり、彼女たちが一人称的な記事を書きはじめたことから、女性のライフスタイルを扱う記事が多くなったとみられる「ライフスタイル」といっても、料理のこつのような生活感に根ざした記事はほとんどない。いかに勝ち組になるかという視点で書かれたような記事が多い。。高学歴・高所得のキャリアウーマンの視点で書かれる記事は「女性さま雑誌」「アエラ女」と揶揄されることもある例えば勝谷誠彦から。。特定の職業や境遇に属する人々を、むやみに賛美したり、逆に見下ろすような記事が毎週載る。バブル期には、新しい生き方として「フリーター」を持ち上げる記事を載せたことがあったが、15年後に当時の取材対象者を追跡取材して冷静に批評した。
2006年のライブドア事件、村上ファンドのインサイダー事件では、数々のスクープ報道で注目を集める一方、一部のメディアからは「堀江、村上の言い分に偏っている」との批判も受けた。
2008年11月17日号においては、血液型性格判断で人事を行う企業を、肯定的ともとれる視点から面白おかしく報道した『AERA』2008年11月17日号「血液型人事 ハマる会社」。タブロイド化が進んでいるとみられる。
2009年4月、小中学生を対象としたAERAとして、月刊誌ジュニアアエラが創刊された。
電車の中吊り広告などに掲載される「一行コピー」が名物となっている。記事に掲載されたトピックに引っかけた駄洒落となっているのが特徴で、毎週どういう駄洒落が掲載されるかを楽しみにしたり、週毎の出来・不出来をチェックする者もいるLin's。それどころか、自作の駄洒落を勝手に投稿する人すらいる。なお、一行コピーは編集部の中から選考され、投稿された駄洒落が採用されることはない。選考過程やエピソードは公式サイト内のブログに掲載されている。
世相を駄洒落で斬ることを評価する者がいる一方、大きな事件を茶化した表現には否定的な意見も多い。例えば、1998年の和歌山毒物カレー事件の際、被疑者の林眞須美に引っ掛けて、「カレーやないで、ハヤシやで」というコピーが掲載されたが、「駄洒落としては傑作」と評される一方、「被害者への配慮に欠け、ふざけすぎ」という意見も多かった。
重大事件の直後は駄洒落は封印される。例えば2001年、アメリカ同時多発テロの際は「世界が言葉を失った」というコピーが代わりに掲載された。
読み込み中...