C は、ラテン文字(アルファベット)の3番目の文字。小文字は c 。
字形
大文字、小文字とも半円形である。同形のキリル文字のС сは別字で、ラテン文字のSに相当する文字である。
亀甲文字ではのようである。
呼称
日本では「シー」と呼ぶことが多い。
音素
原則として 無声軟口蓋破裂音| の音素を持つ。
後続の母音字が i, e(または y)のときに、教会ラテン語、イタリア語などでは(無声後部歯茎破擦音)、フランス語、英語、オランダ語等では無声歯茎摩擦音|に、ドイツ語では(äのときも)無声歯茎破擦音|に変化する。これを軟音化と呼ぶ。但し、ドイツ語では単独では殆ど使わず、普通K,Zを使う。英語ではcuと綴って軟音化を防ぐ事もある(例:circuit, biscuit)。
インドネシア語では、外来語をのぞき、常にである。トルコ語では常に(有声後部歯茎破擦音)である。
ベトナム語ではだが、末子音では破裂しない。
音声記号としては、小文字は「無声硬口蓋閉鎖音」をあらわすが、この発音記号が綴り字と一致するのはアイヌ語ぐらいである。セディーユ付小文字は「無声硬口蓋摩擦音」をあらわす。逆さの小文字 は、「開いた o」とも呼ばれ、円唇後舌広半母音をあらわす。また巻尾つきの c は無声歯茎硬口蓋摩擦音をあらわす。
チェコ語、ポーランド語等、スラヴ諸語の多くとエスペラントは常に/ts/。
日本語のヘボン式ローマ字表記や朝鮮語の文化観光部2000年式などでは子音の表記に単体のcが使われることはなく、必ずchの形で使われる。
なお、ch の発音についてはchを参照のこと。
歴史
ギリシア文字のガンマ(Γ)はもともと様々な角度で書かれていた。このうち、「く」の字の角度で書かれたものを丸めた形に由来する。キリル文字のГは同系である。なおGを参照。
C の意味
学術的な記号・単位
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ラテン語で100を意味するcentum、ないしその派生語の略。
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* 1/100 を表すSI接頭辞センチ(小文字)。
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* ¢は英語ではセントと読み、基本通貨単位(ユーロやドルなど)の1/100を表す単位として多くの国で使われる。(国によって呼び名は異なる。)
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ローマ数字の100。
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十六進数と二十進数において、十二(十進数での12)を一桁(一文字)で表すために用いられる。
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炭素の元素記号。
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電荷の単位クーロンのシンボル。
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温度を示すセルシウス度(摂氏)で用いられる記号(℃)。
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数学では一般に既知の数、集合、行列等を示す、A, Bに次ぐ文字として用いられる。
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大文字太字の Cは、数学において複素数(Complex number)全体の集合を表す。
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定数(constant)を表す。特に積分定数を表す時は通例大文字。
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nCm は組合せ (Combination) の総数。
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光速度を表わす(小文字)。
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自然科学では熱容量・電気容量(Capasity、大文字だが比熱容量を表す際は小文字)、濃度(Concentration)、光度 (カンデラ:candela)を示す文字に用いる。電気容量を表すことから、回路素子のコンデンサ (Condenser, Capacitor) を表す際にも用いる
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加熱を示すときに用いられる場合がある。加熱を表すフランス語「Chauffage」の略。
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トランジスタの端子の一つ。コレクタ (Collector)
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C言語。プログラミング言語の一つ。
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虫歯を表す。また C1 〜 C4 でその進行度を表す。
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文法で、補語 (complemant)、可算名詞 (countable) の略号。
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音楽で用いられる拍子の一つ、4 分の 4 拍子の記号は大文字の C に似ているが、起源的に関係がない。
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カラー印刷などで使われる基本色 YMC, YMCK の中のシアン (Cyan)。
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音楽で用いられる音名の一つ(英米式、ツェー(独式))。イタリア式で「do」(ド)、日本式では「ハ」に相当。→ハ (音名)
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* 音階の1番目の音であることから、日本の音楽・芸能関係者の間で1を表す隠語として使われる。例:C(ツェー)万=1万(円)
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写真の印画紙の面種が光沢仕上げ(crystal)であることを意味する。対する絹目はS(silk)で示す。
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視力検査で用いられるランドルト環は、Cをもとにしている。
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ケッペンの気候区分の温帯を表すC
その他の記号
商品名・作品名
その他Cに関すること
符号位置
関連項目
gan:C
szl:C
tw:C
yo:C