Fは、ラテン文字(アルファベット)の6番目の文字。小文字は f。
字形
#大文字は、縦線の上端と中央から、右に垂直に線が付き出した形である。筆記体などでは
亀甲文字の
のように、上線が縦線の左にも大きくはみ出すことがある。
#小文字は大文字の中線より上を丸めた形であり、中線は縦線の左にはみ出す。小文字ながら大文字と同等の高さを持つ。亀甲文字のやイタリック体では、さらにベースラインの下にはみ出し、しばしば左に曲げられてフォルテのように書かれる。
呼称
音素
この文字が表す音素は、ないしその類似音である。
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日本語のファ・フィ・フ・フェ・フォの子音は外来語のの音写に使われ、ローマ字もfを使うが、実際の発音はではなく無声両唇摩擦音である。
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インドネシア語ではしばしばで発音される。
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朝鮮語ではfの発音がpで発音される。
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ウェールズ語では/v/
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英語では母音間ではしばしばffと2つ重ねる。
音声記号は、「無声唇歯摩擦音」をあらわす。また、J の棒付小型大文字は「有声硬口蓋破裂音」をあらわすが、これは180度回転させた小文字の f とみることもできる。
歴史
この字は、ギリシャ文字Υ(ウプシロン)の別形で古ギリシア語で使われた、?(ワウ/ディガンマ)に由来するとされる。当初の音素は/w/である。そこから、/v/へ、そして現在の/f/へと変化した。故にこの文字は、Υ(ウプシロン)に由来するU、V、W、Yと同系の文字であるといえる。
F の意味
学術的な記号・単位
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弗素(フッ素)の元素記号。
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十六進数と二十進数において、十五(十進数の15)一桁(一文字)で表すために用いられる。
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温度計で、華氏(ファーレンハイト、華倫海)。「°F」のように用いる。
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SI組立単位における静電容量の単位名ファラド。(Farad)
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SI接頭辞、フェムト(10-15)。(femto)(小文字を用いる)
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数学において、関数 (function) を表すために無作為に用いられるプレースホルダ的関数名の代表的なものの一つで、通常は f(x) のように小文字が主に使われる。また関連の深い事物に同じ文字の大文字と小文字を充てる慣習から、 F(x) と f(x) とはなんらかの強い関係、たとえば原始関数と導関数との関係のようなもの、を持つものである場合も多い。
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数学においては、基底などを示すEに次ぐ文字として用いられることもある。
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自然科学では力 (force)、振動数・周波数 (frequency) 、ヘルムホルツ(自由)エネルギー(Free energy、大文字)を示す文字として用いられる。
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レンズの明るさを示す値(F値)。レンズの焦点距離 / レンズの口径で求められ、F1.4、F2.8などのように表記される。数字が小さいほど明るいレンズになる。
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竜巻の強さを表す記号。フジタスケールの頭文字。
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音楽記号のフォルテ(小文字)。
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洋楽で用いられる音名の一つ(英米式、独式)。イタリア式では「fa」、日本式では「へ」に相当。→ヘ (音名)
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* 音階の4番目の音であることから、音楽関係者の間で4を表す隠語として使われる。例:F万=4万(円)
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Fパラメータ、F行列。二端子対回路(電気回路)における表現手法。
その他の記号
商品名・作品名
符号位置
gan:F
yo:F