読み込み中...UHFアニメとは、主に関東広域圏・中京広域圏・近畿広域圏(3大都市圏)などの独立UHF放送局(以下「独立U局」という)で放映することを念頭に製作されたテレビアニメの総称。
U局アニメやU系アニメなどとも呼ばれる。独立U局ではキー局や準キー局、衛星放送局などで過去に放映された旧作テレビアニメを再放送する事も多いが、そのような作品については基本的に本項では扱わない事とする。
史上初のUHFアニメとなる作品は、1996年10月に東京メトロポリタンテレビジョン(TOKYO MX)が制作した『わんころべえ』であるとされる。
その後1998年4月に開始された『LEGEND OF BASARA』は、当初から独立U局各局の深夜帯での放送を想定して制作された。ケイエスエスが制作し、サンテレビを幹事局として放送された。なお、サンテレビは企画をケイエスエスに持ちかけただけで、制作に直接の関与はしていない。
これを先鞭として、その後も独立U局において主にコンピュータゲームや漫画、ライトノベルなどを原作とした、高年齢のコアなアニメファン(いわゆる“アニメオタク”)や中高生を対象とした作品の放送が次第に数を増していき、中でも地上波キー系列局では様々な理由(後述)から放送困難と思われる際どい性的表現を充実させた作品(“萌えアニメ”。この言葉が広まる以前には、“美少女アニメ”、または揶揄的に“オタク系アニメ”などと呼ばれていた。本項では“萌えアニメ”で統一)が本数の多くを占め、“UHFアニメ”というジャンルを確立していった。
現在では萌えアニメだけではなく、アクションを重視したハードタッチのアニメやパチスロ機のキャラクターを使ったアニメなど、そのジャンルも多岐に渡っているが、共通しているのは独立U局の表現に対する規制の緩さを最大限に活用し、現在のキー局の定めている基準に当てはめた場合、表現できない描写をしているという点にある。
これはUHFアニメの隆盛を支える根源ではあるが、総じて地上波での全国ネットで放送されるアニメ作品よりも低予算・小規模で制作される事が多いことから、各作品の品質はまさに玉石混淆の様相を呈しており、時には作画崩壊や脚本の破綻、物語の未消化、制作体制の混乱を起こすといった悲惨な状況に陥ってしまう作品も散見され、しばしば批判の対象となってしまっている。
また、主に東名阪地区ではUHFアニメを含む深夜アニメ同士の競合が頻発する一方で、キー局と主要系列局で放送される深夜アニメに比べて東名阪地区以外の地方局で放映される作品が極めて少ない。関東ローカルでの放映や中京・近畿地区のいずれかで放映されないこともしばしばある。このことからも、テレビアニメにおける地域格差を助長しているとの批判もある(テレビアニメの項を参照されたい)が、最近では衛星放送やインターネット配信(インターネットテレビ)、またWinnyなどのファイル共有ソフトによる違法共有やYouTubeなどの動画共有サービス上への違法アップロードなどで視聴できるケースがあり、著作権と地域格差を補正する役割とで折合がつかない状況になっている。また、一部の作品や放送局(TOKYO MXやtvkなど)を除いて再放送も余りされない。
元来“UHFアニメ”という言葉は、先述したジャンル的傾向とは別に、ビデオアニメ作品を製作・販売する会社(ビデオソフトメーカー)が主体となり、テレビ局の関与を殆ど受けずに作品を製作し、東名阪地区(若しくは関東ローカルか関東・関西圏)のみで各地区の独立U局(中京圏ではテレビ愛知(TVA。TXN)を含む)の放映枠を買い取って放送するタイプのアニメを「便宜的」に総称する際、製作会社や放送局ではなく、アニメファンの間から自然発生的に生まれた『俗称』である。
しかし、制作会社やスポンサーの戦略などの理由から、歴史の積み重ねとともに下記に列挙した様々な放送形態が生まれ、下記のようなパターンで放送される作品が多数生じるようになってきた。 # 関西・中京圏では独立U局ではない在阪局や在名局で放送するケース(この項で後述)在京キー局よりも放映料金が安いことや、独立U局よりも局自体の認知度から高い視聴率が狙えるという一面もさることながら、在京キー局が古くからアニメに限らず系列局制作の深夜番組のネットに消極的な姿勢であることや、テレビアニメにおける表現規制が在京キー局全体でも先鋭化しつつある影響で、(とりわけ2003年以降になると'''放送局が制作に関与しないUHFアニメも)苦肉の策として『関東圏では独立U局放映』にした事例も少なくないとされる。 # 全国で“UHFアニメ”を同時多発的にテレビ放送するケースUHFアニメ以外でも、独立U局制作番組が全国各地のキー局系列局で放映される例はそれなりにある。代表的な例としては、tvk制作の音楽番組『Channel a』が挙げられる(関西圏ではサンテレビを経て毎日放送、中京圏ではメ〜テレで放映)。 ## この場合、独立U局の存在しない地方では、その地方の基幹局もしくはローカル局で放送する。先述のように、UHFアニメがVHF波アナログ親局の放送局で放映されている例も少なくない。 # 地上波だけではなく、スカパー!やケーブルテレビ局(主にアニメ専門チャンネル)、一部作品ではBSデジタル放送でも同時期ないし時差放送するパターンまた、製作体制的な定義においても、厳然たる準キー局ないし一部の地方局(まれに独立U局も)が自ら製作委員会に加わり、製作に積極的に関わる事例も増えている(この項で後述)。
特殊な例として、以下のパターンが挙げられる。 # 元々OVAとして制作された作品を、テレビ放映版に再編集した上でオリジナルエピソードを追加(例:『こみっくパーティー Revolution』など) # 地方において製作委員会参加企業が一切スポンサーに付かず、地元の書店やDVDショップなどがローカルスポンサーとなって放映 また、次のようなケースについてもUHFアニメと指す場合もある。 # 当初、在阪・在名局やローカル局で先行放映されたテレビアニメ作品が、後に関東圏では独立U局で放映例:『銀河漂流バイファム13』ほか(MBS制作)、『最終兵器彼女』(CBC制作)、『チビナックス』(札幌テレビ放送(STV。NNS)先行放映。この作品の第1期は関東圏に加えて関西圏ではサンテレビで放映、第2期はTOKYO MXで遅れネット)など。 # 近年に入ってUHFアニメの形態にて過去に放映されたテレビアニメ(主にBSアニメやCSアニメ)作品を放映。ただしこの場合、先述のように厳密にはUHFアニメと見做さない以上のように『在京キー局系列放映のテレビアニメ作品と比べて非常に複雑な放映形態となっている事』などから、本項で明確な定義を記述する事は不可能である。なお三大広域圏の広域放送局のアナログ親局は中京テレビ(CTV。NNS)を除いてすべてVHF波である。
最近の“UHFアニメ”という言葉は、一般的なアニメファンの間では先の「便宜的(狭義的)」な意味から離れ、“UHFアニメ”同様、深夜帯に放映される作品が多い“深夜アニメ”とほぼ同一的に用いられている例が多い。
といった例も『UHFアニメに近い性質の深夜アニメ』と見なす場合がある。
なお、地上波デジタル放送の推進により、地上波アナログ放送完全停波後は「地上波のテレビ放送は、キー局およびその系列局含めて全てUHF波送信に統一される」事から、「独立UHF局」同様に「UHFアニメ」という用語自体が変化する可能性もある。
日本にアニメが最初に放映された時期は主にフジテレビがアニメを放送していたが、東京12チャンネルが開局すると段々シェアが同局の方に行った。1981年にテレビ東京と改称して翌年1982年に初の系列局・テレビ大阪を開局させて以後全国に5局の系列局を開局させて行くと共に、1997年12月に発生した『ポケモンショック』以前は、『全てのキー局のアニメ放送量のうち7割ほどがテレビ東京系で放映』と言う状況になっていた。テレビ東京系の系列局がない地域では、主だった作品はその地方局に番組販売と言う形で放映されている。このアニメ販売は、同局の子会社のBSデジタル放送局・BSジャパンが開局した現在でもテレ東を陰で支える一大収入源であるとも言われる。
1990年代中半頃までは、UHF(主に近畿地方の局)におけるアニメ放送は、テレビ東京系アニメの時差ネットか、過去のキー局制作の旧作アニメの再放送が殆どだった。現在でも滋賀県のびわ湖放送のように、テレ東系アニメの時差ネットを中心としている独立U局は一部に存在している。
1996年10月、東京メトロポリタンテレビジョンが自社制作のアニメ『わんころべえ』を放送するが、実はこの作品こそが記念すべきUHFアニメ第1号である。ただしこの時点では単発の試みに終わり、UHFアニメと言う概念が定着するには至らなかった。
しかし、上記の「ポケモンショック」の副作用と言うべき騒動後の在京キー局における表現規制の厳格化によって、様相は一変する。詳細はテレビアニメの項を参照されたい。
ポケモンショックに巻き込まれる形で表現規制が先鋭化し、“萌えアニメ”の表現が極めて困難になったテレ東を敬遠して向かった先が、アニメ表現についての規制が緩かった独立U局だった。在京4大キー局の深夜アニメ枠は各局共にテレ東と比べると現在でも少なめである。ほぼ同時期に当時普及しつつあった民放BS放送局・WOWOWでも、無料放送(ノンスクランブル)枠で“萌えアニメ”放送枠・『アニメコンプレックス』の放送が開始。概ね好評を博し、WOWOWでもコアなアニメファンが視聴をする土壌が生まれていった。この件についてはWOWOWアニメの項なども参照されたい。
しかし、この時期の独立U局のアニメ枠は極めて限定されたものであり、しかも枠としても不安定なものだった。その上放映されるアニメは、深夜に放映されるUHFアニメとしては最初の『LEGEND OF BASARA』を除き、アダルトゲームを原作としたもので占められていた。具体的には、『同級生2』、『下級生』系2作品、および『To Heart』など(ただし直接の原作は全年齢向けのPS版など)。つまり、アダルトゲーム業界側から安価なメディアミックスの場として利用されていたという色合いが非常に強い状態だったということである。この時期のラインナップ全体から生じるイメージは、その後のUHFアニメのジャンル確立に大きな影響を残す事となる。
ネット局は関東圏・関西圏では独立U局、中京圏ではテレビ愛知、そのほかテレビ東京系列各局などだった。
また、1998年には在阪準キー局・毎日放送 (MBS。JNN) 制作の『銀河漂流バイファム13』が、現在多く見られる『関東圏は独立U局、関西圏は広域準キー局、中京圏は広域基幹局の組み合わせで放送』という、『広義のUHFアニメ』の放映形態の先鞭を付けた。この作品の場合は、MBSで先行放映の後、関東圏ではtvkと千葉テレビ、中京圏では中部日本放送 (CBC。JNN) でのネット放送となった。なお、先述の『わんころべえ』は中京圏ではCBCで放映された(その当時は関西圏では未ネット。2008年1月期より『ちびアニ劇場』枠で実質再放送の際にはサンテレビでも放映)。
この時期は、WOWOWノンスクランブル枠アニメの全盛期にあたり、多くの枠数を活かした多種多様なジャンルのアニメが放映されていた。一方、この時期におけるUHFアニメの放送は皆無であり、それどころかWOWOWで放映されたアニメを再放送するという事例さえあった。それは、かつてのキー局のアニメにWOWOWのアニメを加えた形での“再放送の下請け”という位置付けに甘んじていた状態ともいえる時期だった。もっとも、この1999年は『THE ビッグオー』『鋼鉄天使くるみ』など、評価の高い作品がWOWOWから送り出された年で、UHFでのWOWOWアニメ再放送も未見のアニメファンからは高評価を得ることにはなったのである。
この時期は、UHFアニメにとっての重要な転換期にあたる。
それは、それまでWOWOWで放送されていた『アニメコンプレックス』枠作品が、WOWOWでの放送枠獲得競争で弾き出された格好で『アニメコンプレックスNIGHT』としてリニューアルし、独立U局に移動してきたということにある。WOWOWノンスクランブル枠作品の黎明期を支えた当枠作品が、新たな活動の場を独立U局に見出したという事実は、その後のWOWOWアニメの一時的衰退の予兆だったとする意見が多い。この時期のWOWOWノンスクランブル枠アニメは、引き続き多くの放映枠を抱えていたものの、枠数が拡大しすぎたことにより、以前の様に一つの作品に対するファンの熱心さと成果(ソフトの売り上げ)が落ちてしまうケースが多く見られた。そして、徐々にメーカーは撤退の気配を見せ始めていた。
また、2001年4月には『こみっくパーティー』の放映も開始された。このアニメはアダルトゲームを源流(直接の原作は全年齢向けのDC版ゲーム)のアニメ化作品ではあったが、かつて放映されていた同種のUHFアニメとは異なり、筋の通ったストーリーを有する本格的なアニメ作品だった。そのためこのアニメは単なるアダルトゲーム業界側からのプロモーション的なアニメを超えたものとなっており、『アニメコンプレックスNIGHT』枠とともにUHFアニメの新しい可能性を提示することとなった。
さらに、2001年10月には、UHFアニメ初のオリジナルアニメである『ナジカ電撃作戦』の放映が開始された。このアニメは派手なアクションとパンチラを中心としたお色気を特徴とする作品であり、上記の『アニメコンプレックスNIGHT』で放映された『鋼鉄天使くるみ2式』と共に、お色気を重視したアニメとしてのUHFアニメという性格付けに大きな影響を及ぼすこととなった。
2002年4月から、『アニメコンプレックスNIGHT』枠にて『りぜるまいん』の放映が開始された(実写ドラマ作品『鋼鉄天使くるみpure』と併映)。この『りぜるまいん』は主人公の少女が繰り広げる、他の放送局では真似できない水準のお色気描写を売りにした作品であり、UHFアニメの在り方を決定的にした作品だった。なお、同時期には『シスター・プリンセス』と並び称される企画モノのハーレムアニメである『HAPPY★LESSON』の放映も開始されている。
また、2002年7月には、その後UHFアニメの主要スポンサーの一つとなる東芝デジタルフロンティアが参加して製作されたUHFアニメの第一作である『円盤皇女ワるきゅーレ』の放映も開始された。東芝はこの時期に、手堅い収益の見込めるマニア向けコンテンツ産業に参入するべく、子会社を通じ活動を活発化させていたところだったが、その東芝が活動の場としてUHFアニメを選んだということは、その後のUHFアニメの発展に大きく寄与することとなった。東芝デジタルフロンティアのデジタルコンテンツ事業部は2003年10月にアミューズから買収したアミューズピクチャーズと統合し東芝エンタテインメントに改組。博報堂DYメディアパートナーズの傘下のショウゲートとなった現在もUHFアニメに積極的に関わっている。
他方、2002年8月には、『プリンセスチュチュ 卵の章』の放映が開始された(この作品でメ〜テレ(NBN。ANN)がUHFアニメを初ネット)。この作品は上記の『円盤皇女ワるきゅーレ』とともにキッズステーションが再配信することを前提として製作されたものであり、ここにおいてUHFアニメをCS放送と同時に展開するというモデルが定着した。なお、この作品は一部局では深夜帯ではなく週末の日中に放映されている。
このように、UHFアニメはポニーキャニオン(m.o.e.)、東芝(東芝エンタテインメント)、キッズステーションと、次々に有力な後ろ盾を得て、安定的に30分枠2つをアニメ枠として運用することができるようになったのである。
一方、この時期はWOWOWノンスクランブル枠アニメの衰退が著しく、前述の『フルメタル・パニック!』及びそれに続く『G-onらいだーす』以降、6か月にわたりノンスクランブル枠のアニメが消滅するという事態となった。また、その後もノンスクランブル枠アニメの退潮傾向に歯止めはかからず、これが再び増加に転じるには2005年7月まで待たねばならなかった。
安定した放映枠を獲得することに成功したUHFアニメは、2003年1月に往時のWOWOWに匹敵する5つの枠に増加し、アニメ番組として大幅な発展を遂げることとなった。
まず、前述の『THE ビッグオー』の続編である『THE ビッグオー 2nd Season』がUHFアニメとして放映された。また、黎明期にUHFアニメを利用して製品のプロモーションを行っていたエルフによるメディアミックス展開の一環として『らいむいろ戦奇譚』がアニメ化され放映された。さらに、『ナジカ電撃作戦』を制作したスタジオ・ファンタジアによるオリジナルアニメ『ストラトス・フォー』も放映されており、UHFアニメが多種多様なジャンルを持つアニメとして定着することに成功した時期でもあった。この時期以降、UHFアニメは加速度的に増加し、発展していくこととなる。
関西・中京地区において広域局で放送される作品が増えたのもこの時期からで、2003年1月期に開始の『ガンパレード・マーチ 〜新たなる行軍歌〜』は「放送局が制作に関与しないUHFアニメ」としては初の、両地区で広域局(MBS・CBCの組み合わせ)放映を果たした。ただし、CBCでは他地域と比べると1クール遅れネットだった。更に同年4月期にはMBSが制作委員会に参加の『成恵の世界』が放送開始され、この作品で初めて「CBCおよび関東地区の独立U局との組み合わせで、しかもいずれの地区でも同クールで放送」するというスタイルを確立した。ただし、関西地区では特番の関係で大きく遅れる場合も散見されるようになる。
2003年7月からは、IMAGICAエンタテインメント(現IMAGICAイメージワークス)制作幹事を務めるアニメ枠『アニメ魂(後に「アニメスピリッツ」に変更)』の放映が開始された。同枠作品は独立U局だけではなく、衛星放送局や地方の放送局など、幅広いエリアで放送されている。2007年に制作幹事が角川書店に代わった。
2003年10月期からは「フジテレビの深夜アニメ放映スケジュールの破綻」が原因で、関西テレビ (KTV。FNS) ・東海テレビ (THK。FNS) がUHFアニメの放映局に事実上加わっている。最初の作品は『藍より青し〜縁〜』(フジテレビで放映された作品の続編。翌年7月には再放送が行われた。なお、関西地区での再放送はサンテレビに変更され、東海地区では再放送を行わなかった。UHFアニメの再放送は、一時期KBS京都での『アニメ魂』枠でも行われていたが、その後は暫く皆無に近い時期が続いた)。
2004年1月には、史上初となる18禁OVAの続編の一般向けアニメ『MEZZO -メゾ-』が放送され、4月からは初めてのメジャーな少年漫画を原作とするUHFアニメである『美鳥の日々』が放映された。
これらはUHFアニメのアニメ媒体としての認知度が高まったことを示していると考えることもできる。一方で放送枠の際限ない拡大は番組の粗製濫造を招き、安易にお色気やバイオレンス(あるいは魔法といったファンタジー)を並べ稚拙な演出でつないだだけといった作品も増えていった。
2005年に入っても、作品の傾向や放送形態などにおいて新たなスタイルが見られるようになった。
2005年1月にはWOWOWノンスクランブル枠で放送された『グレネーダー〜ほほえみの閃士〜』が、オープニング、エンディング、一部のシーンを差し替えてテレビ神奈川・毎日放送・メ〜テレで放送された。
2005年4月には山田風太郎の小説を漫画化した『バジリスク 〜甲賀忍法帖〜』がUHFアニメとして放送され、2005年7月にはちばあきおの野球漫画を原作とする『プレイボール』が首都圏では独立U局で放送された。この作品の場合は関西テレビを幹事局に、全国各地のFNS系列局などで放映された。
2005年4月 - 6月に放送の『英國戀物語エマ』や2006年1月 - 6月に放送の『Fate/stay night』、同年10月 - 12月に放送の『夜明け前より瑠璃色な 〜Crescent Love〜』は、製作企業の一角にTBSが名を連ねながらも、TBSは自局で放送せずUHFアニメとして展開することを選択した(『英國戀物語エマ』は自社系列の衛星放送局TBSチャンネル及びBS-i(現:BS-TBS)や後にアニマックスで、『夜明け前より瑠璃色な 〜Crescent Love〜』はBS-iや後にAT-Xでの放送あり)。
また、2005年7月から放送された『おくさまは女子高生』は、当初テレビ朝日での放送が行われる予定だったのが、各種事件の影響などからテレビ朝日での放送がキャンセルされ、独立U局がある地域はその局で放送される(独立U局が無い地方は基本的にANN系列局で放送。ただし北海道と福岡ではテレビ東京系のテレビ北海道とTVQ九州放送で放映。)という、結果的にUHFアニメとしての展開をとることとなった。
さらにこれまでのCS放送のコンテンツとしての活用だけでなく、『灼眼のシャナ』『ノエイン もうひとりの君へ』(共に2005年10月から放送)のように、テレビ放送から数日後にインターネット上でのストリーミング配信を一定の期間無料で行うという試みも始まった。これまでもUHFアニメの中には全話放送終了後にストリーミング配信をする例はあった。原則として有料であることが多いが、広告を挿入することによりGyaO・BIGLOBEストリーム・Yahoo!動画などでの無料配信も行われている(本放送後一定期間は無料で、その後は有料配信に切り替わるケースも多い)。各話放送後すぐに配信するアニメが急増したのはこの頃からである。なお、UHFアニメにおいてこの方式を初めて採用したのは、2002年10月期放映のポニーキャニオン(m.o.e.)制作『りぜるまいん』である。このことからUHFアニメの第3の放送形態としてインターネットが使われることになったとともに、UHFアニメがインターネットでの新たなコンテンツとして活用されるようになったという事が言える。
2006年4月期のUHFアニメは計18本と「史上最大の作品数」となり、今なおUHFアニメの隆盛は続いている(主な放送局も2006年に朝日放送(ABCテレビ。ANN)、読売テレビ (ytv。NNS) 、2007年には中京テレビが加わり、また徐々にではあるが、これまで放映実績がなかった地方局でのUHFアニメの放映も増加傾向にある)。この頃及び、同年7月頃からTOKYO MXでのUHFアニメの放映本数が急激に増加傾向を見せるようになっている。
また、『魔法少女リリカルなのはA's』や『涼宮ハルヒの憂鬱』、『らき☆すた』などの作品の主題歌がオリコンシングルチャートにTOP10入りを成し遂げた。
更には『うたわれるもの』のインターネットラジオ番組『うたわれるものらじお』がネット上で大人気を博し、そこから派生したラジオCDや企画マキシシングルなどが予想以上の売れ行きを見せた。これらも最近のUHFアニメの人気の高さを証明してると言えよう。
2006年7月からは『まもって!ロリポップ』『僕等がいた』といった少女漫画雑誌に連載されている漫画を原作とする作品がUHFアニメとして放送されるなど、UHFアニメでもこれまでのオタク向け作品とは一線を画す、一般向けのアニメが放送されるという新たな展開が行われることとなった。
更に『地獄少女』のように、アニメを原作としたテレビドラマ(深夜特撮)が製作されるという珍しい事例も出てきている。
2007年に入るとTOKYO MXはこれまで未放送のUHFアニメを改めて放送するなど新たな展開を見せている。
同年4月には『灼眼のシャナ』がUHFアニメとしては初めて劇場版アニメが製作されることになった(ただし、同じく深夜アニメの『いぬかみっ!』・全日帯アニメの『キノの旅』と同時上映で、角川グループとしてのイベント的色彩も少なくないものではある)。
更に同年10月期開始の『灼眼のシャナII(Second)』は、過去にいくつか存在した「在京キー局で放映された深夜アニメの続編がUHFアニメとして放映された」ケースとは逆のパターン(第1期の幹事局を務めたMBSが第2期の制作に加わり、更に関東圏は独立U局各局からTBS、および中京圏ではテレビ愛知からCBCに変更の結果、放映局がTBS系列に統一されたため)となり、史上初の「UHFアニメの続編が在京キー局系列の深夜アニメとなる事例」が誕生した。
この時期に入ると一時期途絶えていた旧作の再放送も目立つようになっている(tvkやテレ玉、テレビ大阪など。tvkは2007年4月に『ゼロの使い魔(第1期)』に加えて2008年1月期に『ぽてまよ』、テレ玉では『アニたま』枠、テレビ大阪では2007年7月期に『セイント・ビースト 〜光陰叙事詩天使譚〜』を再放送していた。tvkでは2008年10月からの第二期『ef - a tale of melodies.』放送に先がけて、7月から第一期『ef - a tale of memories.』を再放送した。)。 また、自社製作作品のみではあるが、CBC・北海道放送(HBC)・東北放送(TBC)・中国放送(RCC)でも再放送を行っている。その他、過去にキー局系やWOWOW、CSチャンネルで放映された比較的新しめ(本放送から4〜5年以内程度)のアニメ作品をUHFアニメの形態で放映する事例も(『カレイドスター スペシャルセレクション』(テレビ東京系初出)や『SHUFFLE! MEMORIES』(WOWOW初出)など)増えている。これはテレビアニメ全体のコンテンツ不足も大きな要因とされる。
2008年に入ると、前年12月に開局したBSデジタル放送局、BS11が『ANIME+』枠にて一部のUHFアニメを放映している(BS11のみで放送するアニメもある)。
現在、UHFアニメは放映本数の急増と共に様々な問題が噴出するようになった。これについては後述する#UHFアニメの各種問題の項を参照されたい。
最近では地上デジタルテレビ放送が独立U局でも開始されたことに伴い、画面比16:9のハイビジョンサイズで制作される作品も増え、2006年には純然たるハイビジョン制作の作品も登場している。
ただし2008年7月現在、これらの作品を全てフルサイズで放送している局は、独立U局ではテレ玉・チバテレビ・群馬テレビ・KBS京都に留まっている(独立U局に限定しなければ毎日放送・テレビ大阪・中京テレビ・福井テレビ・読売テレビも含む)ただし、毎日放送でも『ななついろ★ドロップス』のみ何故か額縁放送である。依然として原則として額縁放送の局が多いのが現状である。
一方で2006年10月期開始作品からは、制作会社側がSD画質制作の番組素材を各局に納入する際にアップコンバートする場合(放送局で制作側の指定に基づきアップコンバート放送を行う場合もある)や、ハイビジョンマスター制作の作品では、原則として額縁放送を行っている放送局でもフルサイズで放送される。近年になって増加しているのは、放送マスター機器更新を機にハイビジョン放送対応のものに置き換える局が相次いでいるためである。
なお、在京キー局およびその系列局制作の一部の深夜アニメでは近年になって字幕放送やデータ放送が行われているが、独立U局では文字多重放送を行っていない局がある(とちぎテレビ・サンテレビ)事や、それを実施する為のコストや費用対効果の関係もあり、UHFアニメでは一切実施されていなかったが、2008年10月より放映の『TALES OF THE ABYSS』は制作局の毎日放送のみ字幕放送を実施している。
独立U局は県単位放送局とはいえ、首都圏と京阪神圏という大都市圏をカバーするように存在しているため、独立U局以外の地方局も含め、数を束ねればテレビ東京並、またはそれ以上の視聴可能区域が作り出せる上に、キー局に比べ放送枠の取得にかかるコストが極めて低い。
独立U局だけでは視聴範囲が限られるが、準キー局(広域放送局を含む)や地方局での放映に加え、ここ数年KIDS STATION・アニマックス・AT-X等のCS放送にBSデジタル放送やケーブルテレビによる再配信の利用、インターネットを使ったストリーミング配信により、視聴可能区域はさらに広がっている。
また、キー局系列に囚われない放映形態のため、UHFアニメを放映する放送局が増加すると共にその放映パターンも年々複雑さを増している。
UHFアニメに関する事情は各地区で異なる。まずは3大都市圏の地区別に解説する。
ここでは、一部ケーブルテレビ局で再送信している山梨県も含むものとする山梨県では、甲府市・山梨市・甲州市・大月市・上野原市(ごく一部の地域では直接受信可能)など大部分の地域でtvkを始めとする南関東の各独立U局を視聴できる。これに含まれない地域では独立U局のみならず、県内民放局のキー局(日本テレビ・TBS)がケーブルテレビ局の再送信対象外となっているため、大きな格差が生じている。なお、同県内の民放テレビ局でUHFアニメが放映された実績は確認されていない。。
首都圏の人口の大半を占める南関東(1都3県)で放映される事例がほとんどであり、草創期から主にtvk(神奈川県)・チバテレビ(千葉県)・テレ玉(埼玉県)の3局(いわゆる「首都圏トライアングル」)で放映されているが、近年では南関東の独立U局としては後発組のTOKYO MX(東京都)での放送作品数が増加傾向にあるとりわけTOKYO MXはデジタル波がアナログ波と比べて実質増力となっている。それ以降tvkとは犬猿の仲で、テレ玉・チバテレビとも決して関係が良いとは言えない。首都圏トライアングルの項も参照されたい(TOKYO MXデジタル親局の東京スカイツリー移転計画も他の関東独立U局の猛反対を受けている状態である)。その影響か南関東では『TOKYO MX単独放映』『tvkのみ独占放映もしくは未放映』のパターンも若干見られる。その他、上記に記した主なパターン以外の変則的な放映パターンも幾つか見られる。2007年10月期に放映された『こどものじかん』においては、当初は関東ではチバテレビ・テレ玉で放映予定だったが、テレ玉が開始直前に急遽予定をキャンセルした結果、チバテレビのみでの放映と言う事例が初めて発生したことにより、南関東4局すべての独立UHF局で単独放映の実績があることになる。。
一方で、人口規模による費用対効果の面などから北関東の独立U局である群馬テレビ(GTV。群馬県)『アニメ魂(アニメスピリッツ)』枠の『To Heart 〜Remember my Memories〜』からネット局に加わり(本作と同時期に『月は東に日は西に』・『Wind』も別枠で放映しており、他局での放映順上ではこの2作品からとなる)、他にもまれに放映される作品がある。およびとちぎテレビ(GYT。栃木県)一部のテレビ東京系列局と同様に中継局の不備から受信困難な地域も僅かながら存在する。での放映実績は南関東と比べて大きく水を空けられている。ちなみに『BLACK LAGOON』シリーズは、関東圏の全ての独立U局で初めて放映されたUHFアニメである。
茨城県は県域放送の民放テレビ局が存在せず、同県中央部から北部にかけては県外U局が受信困難かつケーブルテレビの多くが県外U局の再送信を行っていない地域であるが、人口の半分を占める地域が南関東の各県と同じか、一部ではそれ以上の受信環境にある守谷市・坂東市などの南西部においてはチバテレビ・テレ玉が受信範囲に入っており、TOKYO MXも受信範囲内である。また、県南地域、鹿行地域においてはチバテレビが、県西地域の西部はテレ玉やGYTが受信可能。県都・水戸市においては、チバテレビのデジタル波が受信可能な地域がある(アナログ波は同一chのNHK教育水戸放送局の混信で受信不可)。。県域放送の民放テレビ局はアナログ放送廃止後に開局される可能性はあるものの、その目処は未だ立っていない。なお、NHK水戸総合デジタル局は、関東広域圏のNHK各局で唯一の県域放送を実施しているが、独自のアニメ放送は行っていない。
また、栃木県の場合は小山市から足利市にかけての地域や、真岡市・下野市など、群馬県の場合は、館林市から太田市にかけてや、藤岡市、高崎市(旧・新町地域)などでは、地理的条件を活かしてテレ玉やチバテレビなどの県外U局を越境受信しているアニメファンもいる。
しかし県外U局がまったく受信できない地域ではテレビ東京が受信可能とはいえ、「関西や中京圏の同系列局およびUHFアニメを多数放映する放送局が受信可能な地域」よりも地上波で視聴可能なテレビアニメ本数が少なくなる逆転現象さえ発生する。更にUHFアニメに限って見れば、東名阪地区以外では比較的多く放映する北海道や福岡県(および佐賀県などの周辺地域)、挙句の果てには中京・関西圏における、UHFアニメを多数放送するテレビ愛知・テレビ大阪・サンテレビ・KBS京都のどれも受信不可能な地域と比べても、「両地区の広域局で放映するUHFアニメ」がある分だけ不利な条件と化している。また近年では北関東を通り越して仙台・新潟地域で放映される作品も増加している。
2007年度から宇都宮ケーブルテレビ、鹿沼ケーブルテレビではデジタルコースに限りTOKYO MX・tvk・テレ玉の再送信を開始した(佐野ケーブルテレビはチバテレビも)が、逆に地域によっては北関東の大半で地上デジタル放送が受信可能になった2006年12月以降スピルオーバー是正の観点から県外U局の再送信を打ち切るケーブルテレビ局も出て来ており、この点でも北関東と南関東との格差拡大が懸念されている。このような状況について地元のアニメファンから後述の『名古屋飛ばし』や『岡高飛ばし』同様に『北関東飛ばし』と言われることがある。
草創期からサンテレビ(SUN。兵庫県)兵庫県に加えて大阪府の人口の大半を占める大阪平野のほぼ全域、更に京都府でも京都市伏見区南端部や宇治市・城陽市などの一部地域に、奈良県・徳島県・岡山県・香川県・鳥取県の一部地域に加え、ケーブルテレビ再送信を含めれば、石川県・三重県・高知県でも視聴可能地域が存在する。そのため、関西圏ではサンテレビのみで放映の作品も少なくない。・KBS京都(京都府)京都府に加えて、滋賀県の大半に大阪府北部の淀川沿いの地域、奈良県北部などで受信可能。ただし、サンテレビよりは大阪府内での視聴可能地域は狭い(特にアナログ波ではデジタルNHK徳島総合、デジタル波ではデジタルNHK和歌山総合と同一chのため、大阪府南部を中心に混信の影響を受ける地域も多い)。での放映が多いが(両局の組み合わせで京阪神地区のほとんどをカバー出来るため)、両局の深夜枠全体が阪神タイガース戦の完全中継の影響で制限を受けやすい傾向が強いサンテレビの放送終了は26時台となっているが、延長戦などにより野球中継の放映時間が相当長くなった影響で、翌日の放送開始時刻寸前にまで放送終了時間がずれ込んだ例もある(この項を参照のこと)。更に、2005年以降は放送開始が朝5時台と早くなり、枠不足に拍車をかけている。KBS京都も原則として阪神戦を完全ネットするものの、サンテレビよりも中継日程がやや少ないことや、放送終了が27時台と遅く、かつ放送開始がサンテレビより遅い6時台となっていることから深夜帯の新枠を導入しやすく、稀にサンテレビよりもUHFアニメの放映本数が多くなる時期も見られる。ただし2008年頃からKBS京都で放映されるUHFアニメは減少傾向にあり、サンテレビに大きく水を空けられている。。
それ以外の独立U局のうち、びわ湖放送(BBC。滋賀県)では今なおUHFアニメをネットするのはまれであるBBCの送信所は、KBS京都の送信所がある比叡山より標高の低い東側の宇佐山にあり、同一チャンネルであるWTVとの混信を防ぐために、北東〜東方向にしか電波を送出していないため、滋賀県以外での受信はほぼ絶望的であり、なおかつ滋賀県内の7割の地域でKBS京都が受信できることもあって、BBCでの放送に至らない例が多い。。つい近年までは同局よりやや多い程度だったテレビ和歌山(WTV。和歌山県)は2006年頃から若干ながら放映実績を増やしている。なお、奈良テレビ(TVN。奈良県)は『アニメスピリッツ』レギュラーネット局となっていたなど、先の2局よりは放映実績は多い。
その関西圏特有の事情もあって、順を追って準キー局の毎日放送(MBS)MBSのアニメ番組枠『アニメシャワー』は、深夜ながら土曜日ということもあって高視聴率を叩き出す作品が多いため、時には系列局のTBSやCBCの制作作品よりも優遇すら受けている事例も少なくない。2007年7月期には『アニメシャワー』枠の3本分枠(当時)のうち2本枠がUHFアニメである一方、MBSの深夜帯でTBS・CBC制作の深夜アニメが1本も放映されないと言う極めて珍しい事態が1クールの間発生した。更に2008年10月期においては『アニメシャワー』枠全てがUHFアニメで占められたほどである(木曜深夜枠1本も加えると合計5本と過去最多を記録)。ただし、特番などで『アニメシャワー』枠の一部、もしくは全ての作品が休止となることもあり、結果として他の地区と比べて放映時期が大きく遅れてしまう作品も少なくない(一方で、新作に関しては如何に放映が遅れようとも途中で打ち切らずに最後まで放送する方針を貫いている)。・テレビ大阪(TVO)・関西テレビ(KTV)・ABC(朝日放送)・読売テレビ(ytv)でもUHFアニメの放映を開始(自社制作分も含む。テレビ大阪は大阪府域局、それ以外は広域局)したことに伴い、すべての在阪局および近畿2府4県の民放テレビ局で放送実績を持つことになる。
KTVとTVOに関しては開始した経緯が特殊で、前者に関してはこちらを、後者に関してはこちらを参照されたい。
『恋する天使アンジェリーク 〜かがやきの明日〜』(ABCで放映された作品の続編)は、史上初めて『関西圏独立U局全5局』放映を果たした作品であるこの5局で在阪広域局のエリアはほぼカバーできる。深夜アニメでは、フジテレビ制作の『ラーゼフォン』が同様の放映形態の実績がある)。ただし、BBCおよびytv(2008年7月期には『乃木坂春香の秘密』でUHFアニメを2年ぶりに放送)がほとんどUHFアニメを放映しないため、近畿2府4県の全ての民放テレビ局10局で同時期にUHFアニメを放映した事例は未だにない。。なお、この作品では第1期を放送したABCが徳島県の大半の地域でも区域外受信可能だったため、それをカバーするためか同県内唯一の民放テレビ局である四国放送(JRT)でも放送された(それ以外にも同局で放映されたUHFアニメが若干ながらある)。
なお、MBS・ABC・ytvの各局は、自社制作のUHFアニメを放送したことがある(この項も参照のことうち、ABCはメ〜テレとの共同制作1本のみ。また、ytvの初参入作品『無敵看板娘』は、キー局の日本テレビでは放映されなかった同局初の深夜アニメである。なお、外部制作のUHFアニメを放映した実績は在阪局で唯一無い。)。
ただし下記の作品は特殊なパターンで放映された。 # 『あまえないでよっ!!』シリーズは、京阪神地区を避けるようにBBC・TVN・WTVで放送。# 『北へ。〜Diamond Dust Drops〜』は、BBCのみで放送。
ごくまれに関西圏では未放送のUHFアニメもあるが、それに関してはこちらを参照されたい。
草創期から、本来の中京圏における独立U局である三重テレビ(三重県)とぎふチャン(岐阜県)では名古屋市をはじめとする愛知県全域などをカバーするには不十分と判断されることが多いためか、両局もしくはいずれか片方でのネットによる放送作品は少なめであったが、2008年になってからは若干ながら枠が増えているその時期を境にテレビ愛知の表現規制が強まった事を敬遠したとの説が根強い。。
その代わりに在名局で放映される作品が圧倒的に多く、特に中京広域圏の総世帯数の約93%が視聴可能と言われるテレビ東京系列局のテレビ愛知(TVA。愛知県)が中京圏の大きな受け皿的存在となっているが、同局の深夜枠が慢性的に逼迫している状況にある(この項を参照のこと)。
それもあって、広域基幹局の中部日本放送(CBC)・メ〜テレ・東海テレビ(THK)・中京テレビ(CTV)でも順を追ってUHFアニメの放映を開始(自社制作分も含む)したのに伴い、すべての在名局および東海3県の民放テレビ局で放送実績を持っている。2007年7月期および2008年1月期には、全ての在名局でUHFアニメを放送している。2008年1月から放送された『シゴフミ』が「ぎふチャン+三重テレビ」という組み合わせとなったことにより、「東海3県の全ての民放テレビ局7局でUHFアニメを同時期に最低1本は放送」、という事例が初めて出来たただし、2007年10月改編では特に東海テレビでは同年9月に発生した殺害事件の影響を受けて、『ひぐらしのなく頃に解』第12話の放映を急遽中止し、そのまま放映を再開することなく打ち切りを決定したこともあり、基幹局各局で「純然たるUHFアニメ」が1本も放映されない事態が発生していた。。
THKとCTVに関しては開始した経緯が特殊で、前者に関してはこちらを、後者に関しては『アイドルマスター XENOGLOSSIA』の項を参照されたい。
なお、CBC・メ〜テレは自社制作のUHFアニメを放送したことがある(当該項目も参照のこと)。
ただし、一部には中京圏では放送されない作品もある。通称「名古屋飛ばし」とも呼ばれるが、テレビ放送全般においては本来の意味合いとは異なる。その大半は関東・関西圏のみの放映であるが、中京圏以外の地域でも放映される例もあるその典型的な例だった『アニメ魂(アニメスピリッツ)』枠にて2008年4月放送開始の『純情ロマンチカ』で、同枠開始から4年10ヶ月目にしてぎふチャンおよび三重テレビで放送された事により、ようやくそれが解消されたが、「名古屋飛ばし」は深夜アニメ同様完全に解消されたわけではない。。
余談だが、近畿圏広域局を三重県伊賀地方(名張市・伊賀市)や南紀地方(熊野市・尾鷲市など)ではデジタル・アナログ波共に、および同県北中部(津市など)に、愛知県知多半島地方(知多市・常滑市など)や名古屋市近郊の高台地域(春日井市高蔵寺地区など)などではアナログ波が受信出来る世帯では、 # 中京圏未放送作品が視聴可能 # 両地域で放映の作品に関しては二度視聴可能である。
一部の作品(主に角川書店や、アニプレックスが制作に関わる作品で多く見られる)では、3大都市圏以外の放送局(主に政令指定都市を持つ道県)にもネットする場合もあるが、事例は3大都市圏と比べると少ないのが実情である。またネットする場合でも、福岡県と北海道がずば抜けて多く、次いで宮城県や広島県が多い(いわゆる七大都市圏である)。しかし、ほとんどの各県で過去に最低でも県内民放テレビ局のうち1局で1作品は放送されている。以下に各地の例を取り上げる。なお、()は政令指定都市を指す。
なお、上記で取り上げた局のうち、HBC・TBC・RCC・RKBはCBCと共同でUHFアニメの制作に携わったことがある。
上記の、特に岡山・香川両県のように、在京キー局もしくはその系列局制作の深夜アニメがそこそこ放映されている地域でもUHFアニメの放映実績は極めて少ない例もあれば、逆に深夜アニメが滅多に放映されなくとも、UHFアニメはそこそこ放映実績がある地域(青森県、秋田県、宮城県、広島県、熊本県など)があるのも、大きな特徴として挙げられる。
放送されない理由は製作委員会側が積極的でない(先述のように、地理的要因UHFアニメを多く放送している地域の局を直接受信可能な地域が多かったり、更にはケーブルテレビの区域外再送信でカバーしている地域も多い。も考えられる)ことが大きな要因とされるが、上記のような製作委員会にとらわれず、地元企業が放映枠を買い取ってUHFアニメを放送する例もある。# 富山県を舞台にし、なおかつ地元アニメーション制作会社が手掛けた『true tears』を、ソフト発売元のバンダイビジュアル以外は地元企業・商店が合同でスポンサーとなり、富山テレビにて放送。
なお、テレビ東京は地上波デジタル放送への統一が完了する2011年に向けて、テレビ大阪の放送対象地域を兵庫県および京都府に拡大する長年の懸案に加え、宮城・静岡・広島の各県にTXN系列新局を開設(静岡に関してはテレビ愛知の放送対象地域拡大案もある)する構想を発表している(テレビアニメの項を参照)。
先述のように、CS放送(スカパー!、スカパー!e2)や、各種専門チャンネルが視聴可能なケーブルテレビ放送局でも多数放映されている(地上波との時差は、作品によってまちまちである)。主にアニメ専門チャンネルで放映される例が多いが、それ以外のチャンネルでも流されることもある(ファミリー劇場・チャンネルNECOなど)。逆にCSアニメとして放映された作品が後日UHFアニメの形態で放映されることもある。
草創期はKIDS STATIONで放映される作品が多かったが、次第にAT-Xでの放映本数が増え、2007年4月にはKIDS STATIONが深夜帯のマニア向け作品枠を大幅削減した影響で、AT-Xでの放映シェアが過半数を占めるまでに至った。なお、アニマックスでも放映されるUHFアニメもあるが、比較的少数に留まっている(MBSが幹事局担当の作品が多い)。
スカパー関連会社のスカパー・ウェルシンクもアニメ制作に積極的に乗り出しており、UHFアニメを手掛ける事も少なくない。
BSデジタル各局でも、わずかながらUHFアニメが放送されており、ここで放送されている場合は、全国規模で無料視聴が可能である。以下に例を挙げる。現在BS民放の無料放送ではすべての局で放送実績がある。
#TBSが製作に関与しているUHFアニメがBS-iで放送(BS-iが先行する場合もある) #『アニメスピリッツ』枠作品が2008年3月期まではBS朝日、2008年4月期以降はBS日テレで放送 #2007年4月〜9月にはBS朝日にて『桃華月憚』(地上波ではTOKYO MXとサンテレビで放送)を先行放送 #BS日テレにて『プレイボール』シリーズ、『パピヨンローゼ New Season』、『ドルアーガの塔』シリーズを放送 #BSフジにて『夢使い』『クリスタル ブレイズ』をUHFアニメとしての本放送が終了した後に放送 #BSジャパンにて『かんなぎ』を放送。当初はBS11にて放送予定だった。これにより、全ての在京キー局系列のBSデジタル放送局でUHFアニメの放映実績を持つ事になる。 #BS11は、2008年1月より『ANIME+』枠で一部のUHFアニメを放送 #TwellVは『よばれてとびでて!アクビちゃん』(キッズステーション制作)を放送UHFアニメには、以下に掲げる特徴がある。
主に10代後半以降のコアなアニメファンを対象とした比較的マイナーなゲーム(アダルトゲームを含む。後述)、漫画、ライトノベル等を原作として、メディアミックスの一環として制作されることが多い。これは、UHFアニメの対象視聴者の趣向を勘案した結果ではあるが、一方で、メジャーな少年漫画等はキー局によってアニメ化される事が多いため、ニッチなこの種の作品を原作とせざるを得ないという事情にも由来している。
また、上記については、これらの原作を支持しているファンが、アニメ版における購入層として相当程度期待できることから、関連商品を含めて一定の売上を見込めるというリスクの低い「手堅い商売」の一環として、製作側がUHFアニメ制作を安価なアニメ化と宣伝代わりの放映と位置付けているという状況も影響しているといえる(かつてはOVAがこのような位置付けの下で製作されていて、UHFアニメ急増に合わせて急減したのもその証拠と言える)。
このようなアニメは男性向けアニメ、女性向けアニメとも言われている。
上記とも関連するが、UHFアニメは特にアダルトゲーム原作アニメの宝庫でもある。2008年12月までにテレビで放映された成人向けゲーム原作のUHFアニメ(いずれも、再アニメ化作品、および一般向けコンシューマー機移植版を直接の原作とするアクアプラス系作品を含む)は40本近く放送されており、アダルトゲーム業界側からのメディアミックス戦略の一環として最大限に活用されている実態が浮き彫りになっている(特に、2006年10月から12月にかけて放映されたUHFアニメでは、それを原作とした作品だけでも4本あった)。
UHFアニメ黎明期に放映された『同級生2』と『下級生 あなただけを見つめて…』においては、ピンクパイナップル制作の18禁OVAの性的シーンをカットした上での放映だった。しかし、エルフ、アクアプラス等が自社ゲームのアニメ化・放映という実績を重ねていくなかで、業界他社の参入も増加し、前述の状態となっているところである。また2005年1月から3月にかけて、ボーイズラブ系(女性向け)アダルトゲームにおける初のアニメ化作品となる『好きなものは好きだからしょうがない!!』が放映されるなど、この傾向はますます強くなっている。ちなみに、ボーイズラブ系のアダルトゲーム作品が原作のUHFアニメは2本あり、本項の『好きなものは好きだからしょうがない!!』および、2006年4月(UHFアニメとしては同年7月)放送の『学園ヘヴン BOY'S LOVE HYPER!』である。ただし、上記のように、性的描写についての最後の一線はどの作品も越えてはいない。
これらの作品の声優については、基本的にはコンシューマー版のキャストを起用する(先にアニメの声優を決め、そのキャストで原作ゲームをコンシューマー機に移植する事も)例が多いが、まれに原作アダルトゲームのキャストをそのまま起用する例やオリジナルキャストに声が酷似の声優を多数起用する例もある。
これについては「アダルトゲームのメディアミックス展開」の項目も参照の事。
上記に掲げるアダルトゲーム原作アニメの多さは、そのままハーレムアニメの多さに直結している(その定義及び理由はハーレムアニメの項を参照のこと)。また、そうでないアニメの中にも複数の女性が男性の主人公を取り巻くタイプのラブコメというオタク受けを狙った原作を持つものが多く、ハーレムアニメの多さに貢献しているところである。
UHFアニメは歴史的経緯により、主に男性アニメファンに訴求しやすい“萌えとお色気”を重視したアニメの放映が盛んに行われている。その結果、パンチラ等のお色気描写は当たり前、他の放送局(かつてのBS-i深夜枠を除く)では許されないような女性の(乳首など微細な描写を省略した抽象的な黎明期のUHFアニメでは乳首の描写程度は容認されていた様だが、近年は性的感情をもよおさせる事を目的にしたその種の描写は少なくともテレビ放送版では殆ど見られない)全裸の描写は問題とされない上、性交渉を連想させるかなり下品な描写を混ぜるアニメも散見される状態となっている。これに続いて人気のある暴力的・猟奇的表現を全面に押し出した作品も多く、表現の緩さを積極的に活用することで人気を継続し続けているといえる。
一方で2005年頃から、テレビで放送する際には性的・暴力・猟奇的描写を比較的抑え目にし、販売用DVDソフト(セルDVD)では各種描写を強める手法を取る作品が増えているが、制作側のDVD販売促進と言った営業的な理由も大きな理由であるセルDVDソフト宣伝の際には“本来の表現描写に戻した”という意味を込め、”オリジナル版”と称するケースも多い。なおセル版との差別化を図る為、レンタル用DVDソフトではテレビ放送版に準じた内容にしている例が多い。。
しかし、近年は過激さを追求するあまり放送に支障をきたしたり、最悪の場合は(必ずしも作品自体の問題ではない場合も多いが)打ち切りにされるケースも出たり、(このケースの詳細は別項を参照のこと)一期の時は各種描写シーンを放送コードギリギリまで追求していたアニメが二期では各種描写をほとんどカットする自体が起きている。中には一般マスコミにも報道される事態に発展するケースも出てきた事から、従来は制作サイドに殆ど任せていた作品チェックに関しても、放送局独自の判断で規制・視聴者への配慮をする場合も増えている2007年10月26日付けの朝日新聞朝刊によると、テレ玉は「深夜帯といえども青少年の存在も無視できなくなってきた」として放送チェックを強化する方針を取ったと説明しており、その時期を絵コンテ段階から納品段階に切り替えているとの事である。。
なお、UHFアニメでも表現的にはキー局の全日帯に放送しても何ら問題にならないような作品も相応に存在する。特に近年では全年齢的・ファミリー向け作品についても「放送枠が安い」という理由でUHFアニメの形態で放送される事例も増えている(これは一部の深夜アニメにも当てはまる)。
DVD(DVD普及以前はビデオ)、CD、漫画、ゲームなどの権利を持つ会社で組織される製作委員会によって、アニメの制作費が捻出され、製作委員会はテレビ局の番組枠を買い取って、アニメ番組として放送してもらう(放映枠買取形式)。アニメ番組は関連商品、特にDVDを売るための宣伝という側面がある。究極的にはこれらを売る為の30分間のコマーシャルとすら言える。また、アダルトゲーム原作のメーカー(ブランド)自らが製作委員会に参加する例も出始めている『efシリーズ』・『あかね色に染まる坂』など。
従来のテレビアニメはテレビ局が放映権料の名目で製作会社に制作予算の大半を支出する方式を取って来たが、放映枠買取形式の番組ではテレビ局側は逆に金を貰う立場になる(通販会社がテレビ局から番組枠を買ってテレビショッピング番組を放送するのと基本的に同じである)。その関係で通常は放送局は製作に関与しないことが多いが、放送する局自らが製作参加もしくは製作委員会に入っているケースもある。具体例は以下の通り。
制作キー局ではないが、複数の放送局の動向を取りまとめる幹事局が存在し、主に放送規制に引っかかりそうな描写や表現など、最低限のチェックを絵コンテ段階などで行う。
キー局ほど厳しくはないが、特にCTC幹事のものに関しては2007年頃からキー局以上の厳しい修正が入ることも少なくない。近年になっては幹事局でなくても独自にもう一段階チェックを納品段階に切り替える、放映自粛などの規制強化に乗り出している。
主に首都圏4局のうちいずれか(特にCTC)が担当する例が多いが、関西・東海地区のテレビ局(現在では主にMBS・メ〜テレ)が担当する場合もある。
ちなみに、アニメ雑誌では幹事局での放送時間を基準として記事を書いている場合が多い。ただし幹事局担当局が最速放映とは限らない。編成の都合などでMBSなどのように最も遅い放映時期の例も少なくない。
なお、上記のような製作委員会に放送局が名を連ねている作品の場合、その局が幹事局を兼任する事が殆どである。放送枠・シリーズの幹事局が変更になることは多からずあり、UHF系作品の特徴でもある。
下記の例もあり、幹事局としての影響力は大きい。 など近年では独立U局を主として放送される、ドラマにも用いられる。
参考文献:『別冊宝島1411号 このアニメがすごい!2007』 宝島社、2007年3月17日。ISBN 9784796657440製作委員会制度により、テレビ局自身が制作に関与する事は一部の例外を除いて無い為、シリーズ作品によっては、各シリーズごとに各地の放映局が異なる例も少なくない(その極め付きが後述の『魔法少女リリカルなのは』シリーズの関西圏における放送局の変遷ぶりである)。また、関東圏以外のキー局系列局においても、同一系列ながら地域によって同時期に放映するUHFアニメが異なる例もある。
UHFアニメにおいては、キー局で見られるような長期、特に3クール以上にわたり放映されるアニメは極めて稀である。かつては2クールのアニメも稀だった。中には全10話、極めつきの例としては全3話という作品もある。
これは、上記の目的による販売促進活動として不必要な長編アニメとするインセンティブが働かないためと推測される。反面、強引に原作を改変して枠に収まるように再編成したが為に、荒削りな構成になったり、尻切れトンボのような作品もしばしば生じている。
最近では2クールで放映されるべき内容を持った作品も、とりあえず1クール分を制作し(その時点で終了してもいいように、一旦話を完結させる構成を取る事が多い)、人気が出れば続編を制作するという形で継続されるという形が急増している(また、最近では2クール制作前提で制作し、1クール分放送後、一定期間を置いて2クール目を人気に関係なく放送する場合もある)。これも上記の制作側のリスクを避けるという意向から生じていると思われる。
ただ、2005年4月期以降は、UHFアニメでも2クール作品が増加傾向にあり、逆に在京キー局深夜アニメでも1クール作品が少数ながら存在するため近年ではフジテレビ制作の深夜アニメのほとんどが1クール作品となっている。、UHFアニメ独自の特徴ではなくなってきている。
更にNHKや在京キー局およびその系列局制作アニメ作品の一部においても、時間帯を問わずに制作スケジュールなどの関係で1〜2クール分放映後、一定期間をおいてその続編を放映する手法を取る作品も現れているMBS制作『コードギアス 反逆のルルーシュ』『機動戦士ガンダム00』、NHK教育制作『メジャー』『ツバサクロニクル』など。。
深夜のほうが番組枠が安価であること、作品内容が前述に示したような内容が含まれることなどから、ほとんどのUHFアニメは深夜帯に放映され、深夜アニメの隆盛の一端を担っている。概ね25時台(深夜1時台)前後を中心に放送されるが、特に在阪・在名局では編成の都合でかなり遅く、更に放映時間が頻繁に変更される傾向がある。
ただし一部の番組ないし放送局によっては、全日帯(Wikipediaで言う5:00〜23:00の時間帯)に放送していることもある。ちなみに同様の現象は在京キー局放映の深夜アニメが地方局でネットされる際にも稀に見られる。
なお、数こそ少ないものの、上記の特徴がほぼ当てはまらない『プリンセスチュチュ』のような例外的なUHFアニメも存在している。一方で、キー局系のアニメの例外として、BS-i限定放映深夜アニメのように、UHFアニメではないがそれと似たような特徴を持つというアニメもまた存在している。
テレビアニメの項を参照されたい(深夜アニメなどでも同様の傾向が多々見られる)。
歴史の項でも先述した通り、UHFアニメでは近年下記に記した様々な問題が発生しており、今後の状況が注目されている。
なお、各事例の具体的な概要は各作品の項を参照されたい。全日帯アニメ(特にゴールデンタイム帯放映作品)の衰退ぶりとは対照的に急激に作品数を増やしてきたUHFアニメであるが、主要都市圏では放送枠が飽和状態に陥りつつある。
放送枠臨界を抱える局がある一方、様々な事情によって深夜アニメ・UHFアニメの放送体制が不安定になっている局も少なくない。特に2007年はこの種の問題が多発した。
下記は後述する#表現に関する諸問題に起因する放映時間帯の変更・延期の事例。
本項冒頭で述べたように、独立U局のアニメに対する規制は基本的に緩く、キー局はもちろん、規制が比較的緩いと考えられるWOWOWノンスクランブル枠やBS-i深夜枠等のアニメ枠等を遥かに凌駕する過激表現をセールスポイントにした作品も少なくない。この様な背景もあり、UHFアニメは表現に関する諸問題が不定期的に発生している。
◎印の作品は続編など、複数に渡って製作された作品。